仙台の不動産会社が県総合体育館のネーミングライツ取得

新名称が「ホットハウススーパーアリーナ」に決まった宮城県総合運動公園総合体育館(写真=メインアリーナ)

新名称が「ホットハウススーパーアリーナ」に決まった宮城県総合運動公園総合体育館(写真=メインアリーナ)

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 仙台に本社を置く不動産会社のホットハウス(青葉区堤通雨宮町8)は3月12日、宮城県宮城郡利府町にある県総合運動公園総合体育館のネーミングライツを取得したと発表した。

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 新施設名称は「ホットハウススーパーアリーナ」で、4月1日から使用される。契約期間は2年間。契約金額は年間2千万円以上で、正式な額については今後の県との協議により決定する。

 同社ではネーミングライツの取得で「スポーツや文化の振興など自治体の施策に協力し、経営理念でもある地域貢献を一層推進していきたい」としている。自社への効果については「各種イベントやスポーツ大会、コンサートなど多方面での露出が期待でき、知名度や企業イメージの向上が期待できる」と考えている。

 県が行うスポーツ施設のネーミングライツ売却は、プロ野球楽天イーグルスの本拠地「フルキャストスタジアム宮城」に続く2例目。宮城県の村井嘉浩知事は「この体育館のネーミングライツは大変なのではないかと思っていたが、県スポーツ健康課が相当数の企業へ営業活動を行い、スポンサーを獲得してくれた。いい前例ができて大きな自信となったので、今後も積極的に導入を検討していきたい」と話している。

 実際の交渉に当たった同課の担当者は「当初の締め切りまでに決定せず厳しい状況ではあったが、仙台に本社を置く発展的な企業に決まったのは嬉しい限り。ライツのメリットを十分に発揮してくれるのでは」と期待を寄せていた。

ホットハウス
宮城県総合運動公園

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