仙台市動物管理センターから譲渡された保護猫の様子を伝える「猫日和写真展」が2月17日、 仙台市役所本庁舎(仙台市青葉区国分町3)2階ギャラリーホールで始まった。
「人と動物が共に健康に生きていけるまち」の実現を目指す動物愛護の拠点として、完全室内飼育・不妊去勢手術など適正飼養の啓発・指導を行っている仙台市動物管理センター(愛称アニパル仙台)。収容された猫や犬の命を救うため、市民ボランティアや仙台市獣医師会の協力を得ながら希望者への譲渡事業を行い、毎年100頭以上が新しい家族に迎えられている。2024年度は209匹の猫を保護し、82匹を譲渡。一方で87匹がやむなく殺処分となった。
同写真展は、譲渡事業を広く知ってもらおうと2015(平成27)年度から毎年開催している。11回目となる今年は、2023年度、2024年度にアニパル仙台が譲渡した猫の写真約100点を展示する。譲渡先の家庭で幸せに暮らす様子を撮影した写真と共に、譲渡直後から現在までの様子、飼い主による「うちの子自慢」を紹介。譲渡後の猫の様子をつづった手紙や、地域猫対策に関するパネルの展示も行う。
仙台市動物管理センター所長の釜谷大輔さんは「毎年多くの飼い主の方から写真を提供してもらっているおかげで、写真展を開催できることに感謝している。まずは猫たちの魅力あふれる写真を楽しんでもらい、飼い主さんが愛情込めて育てている猫たちの表情や姿を通じて、人と猫が一緒に幸せに暮らす様子を感じてほしい」と話す。
「写真の猫たちは、負傷や育児放棄などさまざまな理由でセンターに収容された。今後、猫を飼う選択肢の一つとして、センターに保護された猫の譲渡を考えてもらえたら」とも。「すでに猫を飼っている方には、人に迷惑をかけず、適切な飼育を心がけ、最後まで責任を持って飼い続けてほしい。地域猫や地域猫活動についての誤解も多いため、展示を通じて正しい理解を深めてもらえたら」と呼びかける。
開催時間は9時~17時。土曜、日曜、祝日閉庁。3月2日まで。以降、3月5日~17日(休園日の11日を除く)は「八木山動物公園フジサキの杜(もり)」(太白区八木山本町1)ビジターセンター展示室で、3月23日~4月3日(土曜、日曜、祝日を除く)はアニパル仙台(宮城野区扇町6)でも開催する。