東京2025デフリンピックでメダルを獲得した宮城県ゆかりの選手4人に対する特別表彰が1月20日、宮城県庁で行われた。
デフリンピックは聴覚障害のあるアスリートによる国際大会で、オリンピックと同じく4年に1度開催される。100周年記念大会として昨年11月15日~26日、初めて日本で開かれた。
今回表彰を受けたのは、陸上競技男子100メートル3位、400メートルリレー1位の佐々木琢磨選手、男子1600メートルリレー1位の村田悠祐選手、小原奏楽選手、水泳男子400メートルメドレーリレー3位の星泰雅選手。佐々木選手は仙台大卒で同大職員、村田選手は同大3年、小原選手は大崎市出身で同大3年、星選手は塩釜市出身で同大卒。
村井嘉浩県知事は「県民の期待通りの結果を挙げていただいたことをうれしく思い、感謝したい。後に続く人たちにとって大きな希望になる」と功績をたたえ、「これからも県として皆さんの活躍を応援していく」とエールを送った。
佐々木選手は3大会連続のメダル獲得。前回のブラジル大会で金メダル獲得後、モチベーションが上がらない時期があったことを明かし、「周囲の支えで競技を続けることができた」と感謝する。2029年にギリシャで開催される次回大会に向け、「再び出場し、金メダルを目指したい」と意気込む。
村田選手は2024年の冬季大会男子アルペンスキー大回転銀メダルに続いてのメダル獲得。「夏季でも結果を残すことができてうれしい」と笑顔を見せ、「佐々木琢磨という大先輩をはじめ、指導者や陸上競技部の仲間と一緒にトレーニングできる環境があったからこその結果」と話し、2027年の冬季大会での世界一奪取を宣言した。
小原選手は予選でチームに貢献。決勝に出場できなかったことから、「今回の表彰はチームとしての成果。次は個人でも結果を残せるようにしたい」と意欲を見せ、今年開かれるアジア大会の代表に選ばれることを目標に据える。
星選手も3大会連続のメダル。水泳日本代表キャプテンとしても臨んだ大会を振り返り、「ここまでの努力は決して無駄ではなかった」と述べ、「デフリンピックでしか味わえない雰囲気があり、競技を続けたいという気持ちが強くなった。2029年の大会でも日本代表入りし、リレーでの4大会連続メダルと個人種目でのメダル獲得を目指す」と力を込めた。