仙台市内の学校給食メニューを日替わりで提供する恒例の「学校給食フェア」が1月19日、仙台市役所(仙台市青葉区国分町3)本庁舎地下1階の食堂で始まった。
19日に提供された野村学校給食センターの「行事にちなんだ献立(ひなまつり)」
仙台市では現在、小学校・中学校・中等教育学校(前期課程)・特別支援学校・定時制高校の186校で完全給食を行っている。学校給食フェアは、市民に学校給食と食育への関心を深めてもらおうと市教育委員会が2013(平成25)年度から毎年1月24日~30日の「全国学校給食週間」に合わせて行っており、毎年幅広い年代が来場し連日1時間程度で完売する人気企画となっている。
市健康教育課給食事業係の職員は「給食を懐かしんで足を運んだくださる方もおり、皆さん笑顔で当時の給食を回想しながら楽しんでいる。子どもの通っている学校の献立提供日にその家族が来られることもある」と話す。
19日は野村学校給食センターの「行事にちなんだ献立(ひなまつり)」で、わかめご飯、ギンザケのフライ、つぼみ菜入りおひたし、エビだんごのすまし汁、リンゴ。提供開始前から30人ほどの行列ができ、仙台市内から夫婦で訪れた30代男性は「小中学校の給食がとってもおいしくて毎日楽しみにしていた。その思い出が強く残っていて、毎年食べに来ている」と笑顔を見せていた。
以降の献立は次の通り。20日「地元(六郷地区)の作物を使った献立」(六郷中)=ご飯、サンマのかば焼き、ゴボウとレンコンのオイスターソース炒め、白菜のみそ汁、リンゴ、21日「学校行事にちなんだ献立(陸上記録会応援)」(岡田小)=麦ご飯、岡田みそのみそカツ、キュウリともやしのごま酢あえ、なめこ汁、桃ゼリー、22日「行事にちなんだ献立(歯と口の健康週間)」(八木山南小)=小ココアパン、ごぼうスパゲティ、タラのごまソースかけ、白インゲン豆のポタージュ、リンゴ、23日「食材について学ぶ献立(大豆・大豆製品)」(南吉成小)=大豆と昆布のまぜご飯、笹(ささ)かまぼこのみそ絡め、がんもどき入り肉じゃが、リンゴ。いずれも牛乳が付き、学校給食の雰囲気が感じられるように、おかずや汁物は学校で実際に使われている食器で提供する。主菜の量や品数は実際の給食よりも多くしているという。
同職員は「学校給食は、食に関する知識や望ましい食習慣、地産地消や伝統的な食文化について理解を深められるようにさまざまな工夫を凝らしている。期間中は学校給食の歴史や食育の取り組みの展示も行っているので、食べて、見て、現在の学校給食を知ってもらえたら」と呼びかける。
提供時間は11時~(食券販売開始は10時50分)。料金はいずれも630円。各日限定100食。関連展示(9時~17時、最終日は16時まで)は2階ギャラリーホールで行う。今月23日まで。