
旬のフルーツとアート作品を組み合わせたイベント「桃フェア」が8月2日、仙台市若林区の複合施設「イグーネ荒井」(荒井東1)で始まった。
2022年から同様のイベントを展開している同施設。今回は桃をテーマに、秋田出身のイラストレーターoyasmur(オヤスマー)さんとコラボレーションして行う。
セレクトショップ「グッドスタッフ」では、山形県東根市の「ヤマガタ果園」から仕入れる桃を販売する。「あかつき」「滝の沢ゴールド」「陽夏妃」「ゆうぞら」「黄金桃」「川中島白桃」など、入荷に応じて2、3種類を用意。一般流通していない珍しい品種もある。価格は1個432円~。同施設広報の阿部奈保子さんは「非常に珍しい黄桃や、スーパーなどでは値段が張る大きさの桃も400~500円程度で販売している」と話す。
カフェ「フラットホワイトコーヒーファクトリー」では、桃を使った限定メニューを提供する。ラインアップは、「ピーチティーソーダ」(テイクアウト=570円、店内=580円)、「ピーチスムージー」(以上、同=638円、同=650円)、「山形県産桃のタルト」(以上、同=609円、同=620円)、「桃豆花」(店内=700円)。阿部さんは「とても暑い日が続くが、ゆっくり涼みながらおいしい桃を食べて、夏のイグーネを楽しんでもらえたら」と話す。
oyasmurさんが「ノスタルジアや涼しさを主題に描いた」というイベントのメインビジュアル「幻桃機」をはじめ、「パーラーをよむ」「ここから先の夏は右折」「地下遊泳広場」など、色鉛筆や透明水彩のイラスト原画を両店で展示販売。セレクトショップでは、「幻桃機」をあしらったクリアしおり(300円)やグリーティングカード(440円)も販売する。
開催時間は10時~18時(カフェは9時~17時)。9月15日まで。