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「ベガルタ仙台ジェット」運航開始 森山監督「上昇気流に乗ってJ1昇格へ」

自身が機体に描かれた「ベガルタ仙台ジェット」の前でポーズを取るベガッ太

自身が機体に描かれた「ベガルタ仙台ジェット」の前でポーズを取るベガッ太

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 仙台空港(名取市)を拠点とするアイベックスエアラインズ(東京都江東区)が7月27日、サッカーJ2・ベガルタ仙台とタイアップした特別塗装機「ベガルタ仙台ジェット」の運航を始めた。

アイベックスエアラインズの特別塗装機「ベガルタ仙台ジェット」

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 同社は2025シーズンから、ベガルタ仙台のゴールドパートナーとしてスポンサーシップ契約を締結。双方の特性を生かした地域を盛り上げる取り組みとして特別塗装機を企画した。機材はボンバルディアCRJ700。デザインを3案用意し、4月10日~30日にウェブサイトで行った投票(総数3248票)の結果、クラブマスコットのベガッ太とルターナを大きく描いたデザインを採用した。

 機内でもベガルタ仙台を感じられる仕掛けとして、ヘッドレストカバーにはチームカラーのベガルタゴールドを採用し、客室乗務員はユニホームを着用する(9月以降は試合前日と開催日のみ)。数量限定で、搭乗者にステッカーや搭乗証明書などのノベルティー配布も行う。

 26日に仙台空港で開かれたお披露目会にはベガルタ仙台の森山佳郎監督がベガッ太と共に駆け付けた。森山監督は「このジェットが全国を飛び回ってくれることでベガルタ仙台に興味を持ってもらえたり、知ってもらえたりすれば。サポーターの皆さんも(この機体に)乗りたいなというきっかけで、アウェーの地が仙台のサポーターでいっぱいになれば」と期待を寄せる。

 「これから厳しい順位争いが待っている。サポーターの皆さんの力も借りながら、上昇気流に乗って、ジェット気流に乗って昇格をつかみたい」とも。「J1に上がって、少しゆっくりしてきていいよと言ってもらえたら、(就航先の一つ)九州で焼酎を飲んでおいしいものを食べたい」と笑顔を見せた。

 仙台から札幌、名古屋、大阪、広島、福岡への路線をはじめ同社の全13路線で運航し、運航予定情報はXで発信する。

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