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仙台市が「ハイキュー!!」デザインマンホール設置 富沢駅から市体育館の道に

烏野高の日向翔陽(左)と影山飛雄が描かれたマンホールふた

烏野高の日向翔陽(左)と影山飛雄が描かれたマンホールふた

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 仙台市が4月30日、仙台ゆかりのスポーツ漫画「ハイキュー!!」のイラストをあしらったデザインマンホールを太白区富沢エリアに設置した。

伊達工高のマンホールふた

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 「ハイキュー!!」は、岩手県出身の漫画家・古舘春一さんによる高校バレーボールを題材とした作品。作中には仙台市内のスポットが登場し、中でも仙台市体育館(カメイアリーナ仙台、太白区富沢1)はファンの間で「聖地」と呼ばれる巡礼スポットとなっている。

 仙台市は2023年に同作キャラクターの日向翔陽と影山飛雄を、2024年に月島蛍と山口忠を「仙台観光特使」に任命。それぞれの就任に併せて、カメイアリーナ仙台と仙台市博物館(仙台市青葉区川内)の玄関脇に、キャラクターをあしらったモニュメントを設置した。

 一方で、市は下水道のPRとシティーセールスを目的に、2016(平成28)年度から「仙台デザインマンホールプロジェクト」と題し、地域の特色を生かしたデザインマンホール(ふた)の設置に取り組んでいる。今回、地下鉄南北線富沢駅から仙台市体育館(カメイアリーナ仙台、太白区富沢1)に至る道のりの4カ所に設置した。作中で宮城県内の高校として登場する烏野高、伊達工高、青葉城西高、白鳥沢学園高の4校のユニホーム姿の選手たちがあしらわれている。

 市文化観光局観光戦略課担当者は「仙台観光特使である烏野高校の日向さんと影山さんのプレートに加え、彼らと熱戦を繰り広げた県内のライバル校のデザインも提供いただいた。モニュメントまでの道筋を楽しんでもらえたら」と話す。

 仙台市体育館は5月21日から約2年に及ぶ大規模改修工事に入り、カメイアリーナ仙台に設置されているモニュメントは、隣接する富沢公園に移設する。同マンホールの設置期間は工事が完了する2027年3月までを予定する。

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