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25年目の「ARABAKI」閉幕 2日間で4万7千人来場、大トリはTHE BACK HORN

一日を通して晴天だった2日目の会場でステージを楽しむ来場者

一日を通して晴天だった2日目の会場でステージを楽しむ来場者

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 東北最大規模の野外音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST.(アラバキロックフェスティバル)25」が4月26日・27日、国営みちのく杜の湖畔公園 北地区 エコキャンプみちのく(川崎町)で開かれた。

遅咲きの桜が彩りを添えるエコキャンプみちのく

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 2001(平成13)年の初開催から25年の節目となった今年は2日間とも天候に恵まれ、延べ4万7000人が来場した。

 ASIAN KUNG-FU GENERATION、eastern youth、indigo la End、ELLEGARDEN、黒夢、サニーデイ・サービス、サバシスター、10-FEET、東京スカパラダイスオーケストラ、BEGIN、BRAHMAN、フラワーカンパニーズ、マカロニえんぴつ、マキシマム ザ ホルモン、MAN WITH A MISSION、WANDS、ACIDMAN、梅田サイファー、エレファントカシマシ、Original Love、キュウソネコカミ、9mm Parabellum Bullet、郷ひろみさん、THE YELLOW MONKEY、ザ・クロマニヨンズ、THE BACK HORN、SHISHAMO、DISH//、堂島孝平さん、ヤバイTシャツ屋さんなど、約100組のアーティストが6つのステージと2つのミニステージで約100のライブを展開。約30のセッション企画も展開し、各ステージでは開催25年を祝うアーティストからの声も寄せられた。

 2日目の「MICHINOKU」最終ステージでは、第1回から同フェスに出演し続けている「皆勤賞」アーティストのTHE BACK HORNが大トリを務めた。セッションゲストの片平里菜さん、TOSHI-LOWさん(BRAHMAN)、ホリエアツシさん(ストレイテナー)、菅原卓郎さん(9mm Parabellum Bullet)、山本響さん(Maki)、村松拓さん(Nothing's Carved In Stone)、大木伸夫さん(ACIDMAN)、吉井和哉さん(THE YELLOW MONKEY)を迎え入れながら、「声」「シンフォニア」「修羅場」「コワレモノ」「サニー」「罠(わな)」「冬のミルク」「戦う君よ」「太陽の花」「コバルトブルー」「空、星、海の夜」「世界中に花束を」を次々と演奏。最後は西馬音内盆踊りと川内太鼓も参加して「刃(やいば)」で締めくくった。

 終演後、ARABAKI PROJECT統括の菅真良さんが観客に向けて25年続けられてきたことに感謝を述べ、「その間に、ちょっと難しいかな、もうやめようかなと思ったことも何回もあったが、皆さんが幸せそうなので、続けてこられた」と明かした。「アラバキは皆さんのような温かい方々と、THE BACK HORNをはじめたくさんのアーティトの方、スタッフの方、川崎町の皆さん、この会場を管理されているみちのく公園の皆さん、本当にたくさんの人のハートで出来上がっていて、それが僕たちの一番の自慢」と話すと、会場から大きな拍手が起きた。「これからも続けていきたいし、もっとすごい景色を皆さんと見ていきたいので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

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