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仙台・本町に「酒やイイジマ」 東北以外の銘柄中心にそろえ、角打ちも

「酒やイイジマ」角打ちスペース

「酒やイイジマ」角打ちスペース

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 店内で酒が飲める「角打ち」スペースを設ける「酒やイイジマ」(仙台市青葉区本町2、TEL 080-8219-8554)がオープンして3カ月がたった。

「店主オススメ3種飲み比べ」とつまみの「おまかせ3種盛り」

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 青葉区一番町の居酒屋「呑(の)み食い処(どころ) なかぐろ」の店主、飯島英彦さんが「味見して買える、気軽にお酒が飲めるスペースがあれば」と、昨年10月10日に出店した酒店。店舗面積は14坪。カウンター席6席とスタンディング席(最大12人)の角打ちスペースを併設する。

 「酒匠」「日本酒学講師」の資格を持つ飯島さんが酒蔵に足を運んで選んだ、東北と新潟以外の日本酒を中心にそろえる。「仙台にはおいしい料理と地酒を提供する店がたくさんある中で、当店はお客さまに『まだ見ぬ日本酒に出合う楽しみ』を提供したい」と飯島さん。現在は15蔵以上の約60種をラインアップする。価格は四合瓶で1,200円~3,800円。

 角打ちでは、季節商品や各蔵のフラッグシップ的な日本酒(45ミリリットル=400円~、90ミリリットル=600円~)を約20種類そろえ、「週替わり3種飲み比べ」(45ミリリットル3種=1,100円~)、「店主オススメ3種飲み比べ」(同=1,200円~)も提供する。「ほたるいか素干し」(480円)、「カニみそ」(500円)、「とろ鯖(サバ)の燻製(くんせい)」(600円)、「おまかせ3種盛り」(1,200円)などのつまみも用意する。客単価は2,000円。

 若い世代や県外からの出張者、外国人観光客の利用も多いという。「日本酒というと難しく考えてしまう方もいるが、こだわらずにいろんなものにチャレンジしてもらえれば、日本酒の楽しみがもっと広がると思う」と飯島さん。「品ぞろえをぱっと見て気になるものがあればこれをくださいとか、飲み比べをくださいといった感じで、日本酒に興味はあるが手が出せなかったという方も気軽に利用してほしい」と呼びかける。

 営業時間は12時~20時(土曜・日曜は11時から)。月曜定休。

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