仙台三越本館(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111)地下1階「スイーツパーク」内に11月20日、「紀ノ国屋 仙台三越店」がオープンした。
1910(明治43)年に東京・青山で果物商として創業した高級スーパーマーケット「紀ノ国屋」。「食を豊かに、人生を豊かに」をモットーに、首都圏を中心に全国44店舗(仙台三越店含む)を展開する。仙台三越店は小型店舗で、東北エリアへの常設出店は今回が初めて。
紀ノ國屋(東京都新宿区)販売促進グループの河奥雅子さんは「仙台三越での特別販売会を通して東北にも出店してほしいという声を受け、出店に至った」と話す。
約10.1平方メートルの店内には、菓子、パン、スイーツ、ジャム、ジュース、紀伊国屋定番商品のエコバッグなど、300弱の商品を取りそろえる。うち98%がプライベートブランド商品。主なラインアップは、「紀ノ国屋のクリームパン」(1個=292円)、「ラー油えびせん」(80グラム、430円)、「バター醤油(しょうゆ)いかせんべい」「青じそいかせんべい」(以上90グラム、465円)、「ワッフルクッキー焦がしバター」(18枚、1,180円)、「皇居外苑 皇薫焼」(4個=1,180円、8個=2,360円、今月25日までの限定販売)など。1959(昭和34)年から販売を続ける伝統の「アップルパイ」(5号、1,080円)も店内の厨房(ちゅうぼう)で焼き上げ販売する。
同店では現在、オープン記念企画として、宮城名物が描かれた仙台三越店限定デザインの「コットントート」(ベージュ・チャコール、各1,650円)、「スイーツバッグ」(同、各1,653円)、伊達政宗公が描かれた「コットン保冷バッグ」(グレー・ネービー、各5,500円)を数量限定で販売している。
河奥さんは「スイーツパーク内の出店なので、お菓子類が多くなっている。東北初の小さな店舗にはなるが、お菓子と人気商品を集めているので、利用してもらえたら」と呼びかける。
営業時間は10時~19時30分。