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魚「さかな」に地酒味わう「日本酒ナイト水族館」 8蔵24種と限定フード用意

以前の「日本酒ナイト水族館」の様子(写真提供=仙台うみの杜水族館)

以前の「日本酒ナイト水族館」の様子(写真提供=仙台うみの杜水族館)

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 夜の水族館で地酒を味わう「魚を肴(さかな)に 日本酒ナイト水族館」が11月2日、仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で開催される。

薬味たっぷり イワシのカルパッチョ

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 被災地にある蔵元の復興支援企画として2017(平成29)年に始まり12回目を迎える。同館事業戦略リーダーの中川幾久子さんは「地域の皆さまをはじめとした多くの方々に愛されるイベントに成長した。今回も宮城の魅力を発信することで、地域活性化に貢献したい」と話す。

 「男山本店」(気仙沼市)、「平孝酒造」(石巻市)、「佐浦」「阿部勘酒造」(以上塩釜市)、「佐々木酒造店」(名取市)に加え、特別出店として「蔵王酒造」(白石市)、「田中酒造店」(加美町)、「一ノ蔵」(大崎市)の県内8蔵が参加。自慢の銘酒や限定酒など24種類(うち1種類はノンアルコール)を提供し、蔵元自ら酒の魅力を伝える。

 フードコートでは、日本酒に合わせたイベント限定メニューを提供する。ラインアップは「薬味たっぷり イワシのカルパッチョ」「焼豚とカマンベールチーズのゴマプレーゼ」(以上390円)、「ネギトロ&だしのせ冷ややっこ」「たこ焼きのガリ攻め 塩レモンソースにて」(以上420円)、「さんしょう香る鶏唐揚げ」(450円)、「こめ油de和ヒージョ 仙台麩(ふ)添え」(480円)、「豚モツと大根の塩煮込み」(490円)、「フグもなかにのったブリのだし茶漬け」「鶏つくねと焼きネギとワカメのうどん」(以上570円)、「痛風覚悟の白子天」(650円)。

 中川さんは「水槽を泳ぐ魚を眺めながらおいしい日本酒を飲むのが醍醐味(だいごみ)。まずは気になるお酒を1杯飲みながらゆっくり水族館を楽しみ、その後は蔵元さんとの会話を楽しんだり、お気に入りの生きものに癒やされたり、自由に過ごしてもらえたら」と話す。

 対象は20歳以上。開催時間は18時30分~21時30分(受け付けは17時50分から、最終入館は20時30分)。チケットは前売りのみで、オリジナルグラス・試飲チケット2枚付き=3,900円、さらに升盛りの刺し身付き=5,100円。試飲追加チケットは当日、1枚=350円、5枚=1,500円で販売する。年間パスポートでの入館はできない。当日はJR中野栄駅と同館を結ぶシャトルバスを17時45分~21時45分、約15分間隔で運行する。

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