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「仙台オクトーバーフェスト」開幕 ドイツのビール100種類と郷土料理提供

初日からにぎわう会場の様子(6日19時30分撮影)

初日からにぎわう会場の様子(6日19時30分撮影)

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 秋恒例のビールイベント「仙台オクトーバーフェスト」が9月6日、仙台市青葉区の錦町公園(本町2)で始まった。主催は広告会社「ユーメディア」(若林区)内の仙台オクトーバーフェストプロジェクト。

ドイツのビールと郷土料理

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 「杜(もり)の都仙台のビール祭り」として2006(平成18)年に始まり、今年で17回目を迎える。本場ドイツのオクトーバーフェストで解禁される公式ブランドビールをはじめとするドイツビールと東北各地のクラフトビールを提供する。

 会場には、センターステージを備えるメイン会場の「ブルーテント」と、その外側で開放感のある「グリーンテント」を設ける。センターステージでは、ドイツ楽団と地元アーティストたちによるライブを展開。グリーンテントエリアには、キッズスペースやバーエリアも用意する。

 ドイツビールは、「バルシュタイナー」「ベルテンブルガー」「バイエンステファン」「カーメリテン/ヒルシュブロイ」「パウラーナー」「アルピルスバッハー修道院醸造所」「ライカイム」「アインガー/ホフブロイ」が出店し、合わせて100種類以上の銘柄を提供。中心価格帯は500ミリリットル=1,500円前後。東北の醸造所のクラフトビールや、ビール以外のアルコール、ノンアルコールドリンクもそろえる。

 フードは、ソーセージ、アイスバイン(豚肉の煮込み)、シュニッツェル(欧風カツレツ)、マウルタッシェン(ギョーザのようなドイツの郷土料理)、プレッツェル、ザワークラウト(キャベツの漬物)などのドイツ料理のほか、カキやホタテ、仙台牛や宮城野豚など東北の食材を使った料理も提供する。

 仙台オクトーバーフェストプロジェクトの広報担当者は「ここ数年、仙台・宮城にとどまらず県外からも来場がある。始まった頃から来られている方から初めて来場される方まで、皆さんに愛してもらえる地域イベントであり続けることが目標」と話す。「主役のドイツビールや東北の醸造家の味を楽しむのはもちろん、同じ場に集う人たちとにぎやかに楽しく過ごしてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は16時~21時(土曜・日曜・祝日は11時から)。9日、10日、17日、18日は休み。入場料は1,000円(500円分の金券付き、中学生以下2人まで同伴可)。1杯目購入時にグラス預かり金1,000円がかかる(返却時に返金)。今月23日まで。

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