仙台市青葉区の定禅寺通で12月23日、「SENDAI光のページェント」の関連イベント「サンタの森の物語」が行われ、イルミネーションで彩られたケヤキの下をサンタクロースやトナカイに扮(ふん)した市民ら約1,000人が練り歩いた。
「見て楽しむだけでなく、みんなが参加できる『市民手作りの祭り』として、多くの人々の心に残る1日になるように」という思いから1991年に開始され、今年で18回目を迎える同イベント。今年は宮城県内をはじめ秋田や茨城、埼玉など県外からの一般参加者300人のほか、県内の児童・学生によるバトントワリングや吹奏楽のグループ、プロ野球・楽天イーグルスやJリーグ・ベガルタ仙台のチアリーディングチームなどの団体が参加した。
パレードはページェント点灯後の17時30分と19時20分の2回行われ、吹奏楽の演奏に合わせて参加者1,000人が一斉にパレードを開始。気温2度前後、小雨交じりという天候にもかかわらず沿道には多くの市民や観光客が詰めかけ、カメラや携帯電話を手に1日早い「慌てん坊」のサンタの行列を見物した。