仙台の音楽レーベル「NO DOUBT TRACKS」(仙台市宮城野区原町3、TEL 022-352-6525)に所属する女性R&Bシンガー・Noaさんが12月3日、ファーストアルバム「LUCY LOVE」をリリースした。発売元はハドソン(東京都港区)。
幼少のころからピアノを習い、歌好きな母親の影響を受けて育ったNoaさんは昨年、同社所属のアーティスト・LGYankeesのDJ No.2に見いだされて「No Doubt Tracks」に加入。同年10月にCDデビューを果たし、最近では「LGYankees&Gipper feat. Noa」名義での楽曲「KO.A.KU.MA」がバラエティー番組「やりすぎコージー」のエンディング曲に採用されるなど、認知度を高めている。
アルバムにはニッポン放送や県内のラジオ局でパワープレーに採用された「信じてる」や、LGYankeesとのフィーチャリング曲「Fondness feat.LGYankees」、女性ファッション誌「JELLY」の人気モデル「まいち」こと高橋真依子さんとのフィーチャリング曲「KO.A.KU.MA II feat.MAICHI」などの13曲とボーナストラック1曲を収録。「制作期間は短かったが、たくさんの方々の協力を得て、本当にいろいろな思いの詰まった作品になった」とNoaさん。
同アルバムはカリフォルニア発のサーフブランド「LUCY LOVE」とのタイアップにより、Noaさんがブックレット内で着用している衣装がすべて同ブランドの商品であることも特徴。商品カタログのようにブックレットを見てもらい、ファッションに敏感な若い女性の興味を引く狙いだ。
デビューの感想について、「実感がわかないのが正直なところ」としながらも、「ブログでのコメントや応援メッセージをくれる方がいて、本当にありがたい」というNoaさん。アルバムリリースを機に、「名前と顔を覚えていただいて、ライブ会場に足を運んでもらえたらうれしい」と話す。今月6日には宮城県石巻市でのチャリティーイベントに出演を予定している。
価格は2,100円。