仙台市福祉プラザ(仙台市青葉区五橋2)で12月5日、三浦雄一郎さんの講演会「75歳7ヶ月、エベレスト登頂成功への軌跡」が開催される。主催はクラーク記念国際高等学校(仙台キャンパス=仙台市若林区新寺1、TEL 022-791-3222)。
プロスキーヤーで同校の校長を務める三浦雄一郎さんは2003年、70歳7カ月でエベレストを踏破。当時の世界最高年齢登頂記録を樹立し、ギネスに掲載された。しかし登頂時、山頂には濃いガスがかかっていたため、「晴れた日にもう一度登頂したい」という思いから2度目の挑戦を決意。不整脈の発症や2度の心臓手術、急なコース変更などの状況を乗り越え今年5月、75歳7カ月での登頂に成功した。
2度目の登頂成功を記念して行われる同講演会。当日はサイン会や、三浦さんが日々のトレーニングで使用していたグッズの体験会なども行う。同校仙台キャンパスの広報担当者は「さまざまな困難を乗り越えての登頂成功には、日々の努力とあきらめない心が必須だったと思われる。三浦さんの『夢・挑戦・達成』の精神にぜひ触れていただきたい」と話す。
講演時間は13時~15時(12時30分開場)。参加無料。事前予約が必要で、定員(290人)に達し次第受け付け終了。