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仙台に中国茶専門カフェ「江畔麗水」-各席にポットと専用茶器

中国茶カフェ「江畔麗水」の店内。螺鈿細工の家具が並ぶ落ち着いた雰囲気の中で中国茶を楽しめる

中国茶カフェ「江畔麗水」の店内。螺鈿細工の家具が並ぶ落ち着いた雰囲気の中で中国茶を楽しめる

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 仙台市青葉区に9月10日、中国茶専門カフェ「江畔麗水(こうはんれいすい)」(仙台市青葉区春日町、TEL 022-263-8824)がオープンした。

飾り棚にディスプレイされた中国茶の茶器

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 旅行が趣味で中国を旅することも多く、以前から中国茶に親しみをもっていたというオーナーの佐藤充輝さん。「中国茶というと、難しいような堅いようなイメージがある。もっと『ゆるく』誰でも気軽に中国茶を楽しんでほしい」という思いから同店をオープンした。コンセプトは、「お茶を通じて友だちになる」という意味の言葉「以茶會友」(いちゃかいゆう)。

 店舗面積は20坪で、客席数は25席。店内は、明の時代の古式家具を再現した螺鈿(らでん)細工のテーブルやいすが並ぶ落ち着いた雰囲気で、飾り棚にディスプレーされた茶器が目を引く。

 取り扱う中国茶は、青茶、緑茶、白茶、黄茶、黒茶、花茶、工芸茶など約50種類で、佐藤さんが中国で直接買い付けた厳選茶葉を使用。各席に用意されたポットと専用の茶器で手間をかけていれる「工夫式」と呼ばれる手法で、1杯目はスタッフが説明しながらいれ、2煎目以降は客が自分でいれる。

 メニューは、香りとコクのバランスが良くまろやかな風味の「凍頂烏龍茶」(840円)、ココナッツの香りが特徴の「極品金萱○香」(1,050円)、目で見ても楽しめる工芸茶「茉莉献花」(945円)、プーアル茶と岩茶をブレンドした「黒肉桂烏龍茶」(945円)など。中国茶メニューすべてに、ケーキやドライフルーツなどが数種類乗ったお茶請けプレートが付く。

 フードメニューは、ちまき・カニ焼売・プチ肉まん・杏仁豆腐がセットになった「点心Aセット」(1,260円)、カニ焼売・海老焼売・桃まんじゅう・杏仁豆腐・中国茶がセットになった「点心Bセット」(1,260円)、「鶏粥」(630円)、「水餃子」(525円)など。7時30分~10時30分には「白粥・お茶セット」(500円)も提供する。

 メーンターゲットは30代以上の女性。平日は女性の1人客、土曜・日曜は夫婦での利用が多いという。佐藤さんは「最近の健康ブームで中国茶を飲む方は増えたが、もっとたくさんの方に中国茶の良さを知ってほしい」と話し、今後は中国茶教室や写真展なども企画していくという。

 営業時間は7時30分~21時(土曜・日曜・祝日=10時30分~21時)。月曜・第3日曜定休。

※○=女へんに乃

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