仙台駅東口に8月11日、「Japanese Restaurant とんぼうず」(仙台市宮城野区名掛丁、TEL 022-296-6333)がオープンした。
同店を経営するのは、仙台で不動産業などを手掛けるクレッシュ(宮城野区名掛丁)。焼酎好きという同店のオーナーが、「仙台で豊富な種類の焼酎が飲める店を作りたい」との思いからオープンした。
店名の由来は、京和傘などに用いられ、古来より縁起が良いとされる「とんぼが渦を巻く絵柄」。前へ前へと進むとんぼの姿にあやかり、「お客さまと店の繁栄を願って名付けた」(同店)という。店名のロゴは書家・荻野丹雪さんの作。
店舗面積は36坪。店内は黒を基調とした落ち着いた空間で、入口には石畳を使い、かまどや竹、番傘のライトなどで和の雰囲気を醸し出す。客席はカウンター、個室、こあがり、テーブル席の計45席を用意。
同店のメーンは焼酎(430円~980円)で、全国各地の60銘柄以上を常備。「川越(甕)」(780円)、「兼八」(780円)、「村尾」(980円)、「魔王」(980円)などのいわゆる「プレミア焼酎」を取りそろえ、3つの焼酎を飲み比べできる「焼酎利き酒セット(3種)」(880円、980円)も用意。「飲み方などでわからないことがあれば、気軽に聞いてほしい」と同店。
フードは「焼酎の味を引き立てる」(同店)和食が中心で、仙台・宮城の食材を使用する。メニューの一例は、「旬のお造り三種盛り」(1,580円)、10種類の野菜にコラーゲンドレッシングを乗せた「とんぼうずサラダ」(780円)、「牛スジの煮込み」(680円)、「自家製豆腐(冷や奴)」(380円)、仙台味噌を使った「カマンベールの仙台味噌田楽」(630円)など。
メーンターゲットは30~40代で、平均客単価は5,000円。同店の三浦徹店長は、「焼酎好きな人はもちろん、これから焼酎を覚えたいという人にも利用していただきたい。会社帰りに同僚や友達と一緒に、また女性1人でも気軽に足を運んでもらえれば」と話す。
営業時間はランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~24時。日曜は予約客のみ。