仙台にカフェスタイルの日本茶屋-生産農家から取り寄せ提供

5月19日にオープンした日本茶カフェ「道草屋」店内の様子

5月19日にオープンした日本茶カフェ「道草屋」店内の様子

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 仙台市青葉区の仙台中央郵便局裏に5月19日、日本茶カフェ「道草屋」(仙台市青葉区北目町、TEL 022-721-1505)がオープンした。

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 同店は、「自分のカフェを持ちたい」という夢を抱いていたオーナーの佐藤知弘さんが、脱サラ後2年間の喫茶店勤めを経てオープン。佐藤さん自身、日本茶が好きでよく飲んでいたこともあり、「若い人にも日本茶のおいしさを知ってもらいたい」という思いから、気軽に入れる「カフェスタイルの日本茶屋」にしたという。

 佐藤さんが自らデザインした店内は白と木目調で整えられたシンプルなデザインの空間で、のれんや茶香炉、急須のディスプレイなど随所に和のテイストを取り入れている。店舗面積は10.8坪、客席数は20席(うちカウンター席は4席)。

 メーンメニューの煎茶は、「静岡」(430円)、「三重」(430円)、「京都」(450円)、「鹿児島」(400円)、「おくゆたか」(470円)の5種類。さまざまな産地のお茶を佐藤さん夫婦が飲み比べ、おいしいと思うものだけを農家から直接仕入れて提供する。1煎目は佐藤さんが煎れ、2煎目以降は客が自分で煎れるシステム。「お茶によって香りも味もまったく異なり、お湯の温度や煎れ方によっても味が変わる。自分に合ったお茶を見つけてもらえれば」と佐藤さん。

 焙じ茶、コーヒー、カフェオレなどのホットメニューや、各種コールドドリンクも用意。女性客にはオリジナルメニューの「ミルク焙じ茶」(480円)が人気だという。ドリンクメニューには日替わりの「お茶うけ」がサービスされるが、「気まぐれでお出しするので何が出てくるかはお楽しみ」(同店)。そのほか食事メニューとして、「自家製チーズケーキ」(400円)、「自家製ガトーショコラ」(400円)、「チキンカレー」(600円)の3品を提供する。

 平均客単価は750円で、メーンターゲットは20~40代の女性。佐藤さんは「店名の通り、道草がてら立ち寄ってもらえるお店になれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。日曜定休。

神楽坂のアパートの一室に日本茶カフェ-デザイナーが事務所に併設(市ケ谷経済新聞)京都大丸そばに和カフェ-元「京都証券取引所」の建物を利用(烏丸経済新聞)道草屋ブログ

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