仙台市青葉区にリノベーション&アウトドアショップ「ヒ・グラシ国分町」(仙台市青葉区国分町3、TEL 022-395-9842)がオープンして1カ月がたった。
高野建設(太白区長町南2)が国内アウトドア総合メーカー・スノーピーク(新潟県三条市)のコーポレートメッセージ「人生に、野遊びを。」に賛同し、「都市化が進む社会で失われつつある人間性を回復するため、自然とのつながりの機会を増やす取り組み」(高野建設副社長の高野裕之さん)の一環として10月15日に開いた同店。「都市と自然のつなぐ架け橋『アーバンアウトドア』」をコンセプトに据える。
店舗面積は14坪。店内ではスノーピーク製品300アイテム以上を取り扱う。ラインアップは、テント、タープ、シェルター、2ルームシェルター、スリーピングギア、ストーブ・ランタン、ファイアグリルシステム、アイアングリルテーブル、アウトドアファーニチャー、ガーデン・ホームファーニチャー、テーブルウエア、調理器具、キャリーバッグ・コンテナ、フォトバッグ、ドッグアイテムなど。
住宅リノベーション会社と連携し、同メーカー製品を取り入れたライフスタイルも提案する。「スノーピークアイテムは品質がよく、デザインもシンプルでかわいいので、普段使いで日常の暮らしにもとても合う」と高野さん。キッチン、ダイニング、リビングでの導入例を展示する。
併せて、青葉区八幡に土曜・日曜のみ営業する「ヒ・グラシ八幡」(青葉区八幡2、TEL 022-344-9061)もオープンした。店舗面積は24坪。築90年平家の一戸建てをリノベーションのモデルルームとして展開し、同メーカー製品の販売・体験会や各種イベントを開く。庭ではテント・タープ、たき火台、アイアングリルテーブル、ファーニチャーの利用が体験できる。
「ヒ・グラシのコンセプトは『火と暮らす、日を暮らす、人が暮らす』。自然志向のライフスタイルをもっと取り入れてほしい。火を使ったリラックスした時間と空間は人生をもっと豊かにしてくれる」と高野さん。今後は火を使ったアウトドアイベントなどの展開も予定し、「一年の半分が寒い仙台・東北で、寒さを楽しむコンテンツをたくさん生み出していきたい」と意気込む。
国分町店の営業時間は12時~20時。水曜定休。八幡店の営業時間は13時~19時。