仙台駅前の複合ビル「アエル」(仙台市青葉区中央1)内のホールで1月13日、14日の2日間、知的財産活用製品フェア「きらめく!東北生まれのアイデアたち」が開催された。主催は東北地域知財戦略本部、東北経済産業局。
同フェアは、特許や商標を取得している商品の展示紹介を通して、知的財産に関する理解と関心を深めるのが狙い。会場内では、「おからこんにゃく」「仙太郎下駄」「すべらんステッキ」など、東北で生まれたユニークな商品を展示。仙台名物「笹かま」を例にした商標制度の解説パネル、実際の製品と違法な模倣品を比較するコーナーなども設けられた。
ステージ上では宮城のローカルタレント・本間秋彦さんの司会によるトークライブを開催。タカラ創業者・佐藤安太さんとのトークでは、「ダッコちゃん」や「チョロQ」の開発にまつわる話や東北大学川島教授と共同研究を進めている「生き方の脳トレ」の話題などが飛び出し、会場を沸かせた。
東北経済産業局特許室長の小松晴美さんは「生活に身近な商品や食品の中にも、開発者の努力と創意工夫の成果として生まれた知的財産が生かされていることを実感してもらいたかった」と振り返る。会場に訪れていた30代の男性は「最近は模造品が問題になっているので、こうしたイベントがあると買い手の意識も変わっていくのでは」と話していた。