「仙台うみの杜(もり)水族館」(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)は現在、期間限定イベント「ペンギンスノーパレード」を開催している。
同館では現在、イワトビペンギン、ケープペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、マゼランペンギン、オウサマペンギン、マカロニペンギン、フェアリーペンギンの計8種類、東北最多の約80羽を飼育する。
冬季限定企画となる同イベントは、2階・海獣ひろばの観覧ゾーンに蔵王町「みやぎ蔵王えぼしスキー場」の協力で設置した雪の上を、5種類・約10羽のペンギンがパレードするもの。1日2回(11時~・13時30分~)、各回約15分開催する(ペンギンの体調により中止・変更の場合あり)。同館広報の西岡真佳さんは「いつもはアクリル越しでしか見ることのできないペンギンたちを間近で感じていただければ」と呼び掛ける。
併せて2階・企画展示室では、「空想飼育講座~ペンギン編~」の展示を行っている。「もし家でペンギンを飼うならば」と想定し、展示室全体をワンルームの生活空間に見立て、ペンギンの体の仕組み・生態、ご飯・部屋の温度・トイレの管理などを紹介。「実際にペンギンを自宅で飼育するには」「ペンギンと生活すると、どのようなことが起きるのか」を解説する。「ペンギンたちのかわいらしい姿だけではなく、 飼育することの大変さなどを感じることができる」(西岡さん)。
そのほか同館では、アクリル越しにご飯をあげる「ペンギンフィーディングタイム」(12時30分~・15時30分~、ご飯1杯300円・100杯限定)、ペンギンを間近で観察する「ペンギンツアー」(14時~、参加費500円、定員15人)、ペンギンの背中に触れる「フレンドリータイムペンギン」(15時~)などのプログラムを連日実施している。
営業時間は9時~17時30分(最終入館は17時)。料金は大人=2,100円など。スノーパレードと展示は3月6日まで。