仙台三越(仙台市青葉区一番町4)全館の各階で4月1日、宮城・東北の魅力ある商品を紹介する催事「元気です!東北」が始まった。
「日本を元気にしていく」をコンセプトに、日本の伝統文化や技術を発信するプロジェクト「JAPAN SENSES」を2011年から展開している三越伊勢丹ホールディングス。取り組みの一環として仙台三越では、東北・宮城の魅力やものづくりを全国に発信し被災地域に販売機会を提供すること、震災以降の支援への感謝と復興にまい進する元気を全国に発信することを目的に、同催事を昨年10月に初開催した。
2回目となる今回は、宮城を中心に東北6県の食品・酒・工芸品・衣料・小物・雑貨などを展示・販売。定禅寺通り館地下1階イベントスペースでは、石巻や気仙沼など沿岸部の水産加工品やみそ・しょうゆなどをそろえる。松島蒲鉾(かまぼこ)本舗の「いろどり揚げ」(270円)、石巻・末永海産の「ホタテ潮煮」(801円)、気仙沼・フィッシュマーケット38の「さんま一夜干」(350円)、「まぐろのからすみ」(1,620円)など。
同館4階特設会場では、気仙沼のジーンズメーカー「オイカワデニム」が手掛けるオリジナルブランド「STUDIO ZERO」のスリムデニム(税別1万8,800円~)、ワークジャケット(同2万9,800円)を販売する。同社が震災後に立ち上げたバッグブランド「SHIRO 0819」から、被災した大漁旗をパイピングなどに使った「大漁旗寄付金付き コースター」(同417円)、「大漁旗寄付金付き トートバッグ」(同7,292円)も。
併せて、「女川ポスター展」も展開。仙台などのクリエーターが制作した女川町の商店や企業・団体のポスター約200点の中から44点を、本館一番町側ウインドー、定禅寺通り館1階エントランス、地下食品フロア連絡通路に展示する。
営業時間は10時~19時。今月6日まで。