仙台市中心部で9月13日・14日、秋恒例の野外音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」(以下、JSF)が開催される。
1991年に参加者25グループ150人、観客約5000人でスタートした同イベント。2000年の第10回からは2日間開催に規模を拡大。昨年は733グループ5008人が参加し、2日間で延べ68万人を動員した。
24回目となる今年のメーンテーマは「音・楽・希望への架け橋」。「2015年には25周年を迎え、新たなる四半世紀へ踏み出す前哨戦となる今年。音楽がたくさんの人々に感動と勇気を与えてくれるものと信じ、JSFが未来への希望の架け橋となることを願う」とJSF実行委員会事務局。
今年は、ジャズコンボ、ゴスペル、ポップス、アコースティック、ソウル・R&B、フュージョン、ブルース、ロック、スカ、ビッグバンドなど700組以上のグループが参加。定禅寺通、一番町、国分町、本町、中央、榴ヶ岡など市内中心部に用意された46のステージで多彩なジャンルの演奏を披露し、杜の都を音楽で彩る。
同会事務局担当者は「音楽を演奏するのが大好きな市民と、音楽を聴くのが大好きな市民に支えられ、市民ボランティアによって運営されている、市民みんなによる手作りの音楽フェスティバル。街中が音楽に包まれる日本最大級の野外音楽祭をぜひ楽しんでいただければ」と来街を呼び掛ける。
開催時間は、ストリート演奏=11時~18時、ナイトステージ=18時~20時。観覧無料。14日18時~20時には勾当台公園市民広場でフィナーレ演奏を行う。