2014FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会開幕を目前に日本全体が盛り上がりを見せる中、仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」も日本代表レプリカユニホーム姿で意気込んでいる。
同ユニホームは、「サッカー日本代表の応援を盛り上げるため、むすび丸も一肌脱いでほしい」とアディダス ジャパン(東京都港区)から贈られたもの。仙台・青葉まつりやキリンチャレンジカップのパブリックビューイングで披露し、PRに一役買っている。
むすび丸の寸法を測って制作された特注サイズで、「円陣」をコンセプトにしたユニホームの背面には「結束の一本線」のほか、「MUSUBIMARU」の名前と、米にちなんだ「88」の背番号をデザイン。日本代表ユニホームと同素材で作られていることから、「とても通気性が良く、ご飯が悪くなりにくい」とむすび丸もご機嫌。
W杯では宮城ゆかりの香川真司選手、今野泰幸選手の2人が日本代表として出場する。むすび丸は「宮城米のひとめぼれは粘り強さが特徴。ひとめぼれを食べて育った2人は、きっと粘り強いプレーをしてくれると思う」と活躍に期待を寄せる。
日本代表初戦の6月15日には「ゼビオアリーナ仙台」(太白区あすと長町1)でアディダス ジャパン主催のパブリックビューイングが開催され、むすび丸も駆け付ける。8時30分開場、9時15分開始、キックオフは10時予定。収容人数は3000人。
サンモール一番町商店街や仙台駅前「イービーンズ」1階・杜のサテスタ広場では、60インチモニターを設置して試合を放送。市内の飲食店などでもイベントを予定している。