仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)に4月18日、北海道夕張市のご当地キャラクター「メロン熊」が出没した。
メロン熊は「北海道物産センター夕張店」から誕生したご当地キャラクター。「夕張の農家を荒らし、おいしいメロンを食い荒らしたことで変貌した熊」という設定で、夕張メロンにリアルな耳・目・鼻が付いているのが特徴。同館7階催事場で同17日から始まった物産展「北海道展」の一環として初来仙した。
同施設本館前に現れたメロン熊。登場を待ちわびていたファンや通りを歩く買い物客に、ゆるキャラらしからぬ「ゆるくない」風貌で襲いかかり、奔放すぎる行動で見物客を魅了。その姿におびえて泣いてしまう子どももいたが、決めのポーズで記念撮影に応じたり、頭を「甘がみ」したりと、ファンサービスを行っていた。
「お客さまに楽しんでいただければとの思いから、メロン熊に登場してもらった。ゆるくないゆるキャラで怖いイメージもあるが、人を引き付ける魅力がある」と同社広報担当者。「たくさんのお客さまに喜んでいただけたようで良かった」と胸をなで下ろす。
同物産展には、水産加工品・肉加工品・総菜・弁当・調味料・スイーツ・酒・茶・工芸品など76店舗(食品59店舗・工芸17店舗)が出展。中でもストロベリースイーツに力を入れ、新商品や限定商品も並べる。同担当者は「北海道が育んだおいしいものや、ぬくもりあふれる工芸品が集合している。知らなかった北海道の魅力やおいしさを堪能しに来場いただければ」と呼び掛ける。
会場内ではメロン熊グッズも販売。クリアファイル(257円)、うちわ(216円)、ストラップ(432円)、「くたくたストラップ」(864円)、Tシャツ(2,160円)など60種類以上をそろえる。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月23日まで。19日にもメロン熊が出没する予定。