ゲーム音楽コンサート「MPのない音楽会」開催へ-「ラスボス」メドレーも

ゲーム音楽吹奏楽団「しかしMPがたりない」による演奏会「MPのない演奏会」。昨年は約400人を動員した

ゲーム音楽吹奏楽団「しかしMPがたりない」による演奏会「MPのない演奏会」。昨年は約400人を動員した

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 仙台市太白区文化センター「楽楽楽ホール」(仙台市太白区長町5、TEL 022-304-2211)で12月1日、ゲーム音楽吹奏楽団「しかしMPがたりない」による「MPのない音楽会IV」が開かれる。

RPGのストーリー仕立てで展開するステージ

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 東北大学学友会吹奏楽部の有志による学内アンサンブルを経て、2010年4月から活動を開始した同楽団。今年は9月に「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、酒と音楽のイベント「酒とライブ」、10月に「仙台クラシックフェスティバル」地下鉄駅コンサートに出演するなど、精力的に活動を行ってきた。

 日頃の練習の成果を発表する定期演奏会。4回目となる今回の演奏曲目は、「大神」「幻想水滸伝」「サガフロンティア2」などから約20曲を予定。楽器編成は、フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、サクソホン、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、ユーフォニウム、エレキギター、エレキベース、ドラム、ピアノ、シンセサイザー、ボーカル。

 聴き所は、「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」「英雄伝説 零の軌跡」「星のカービィ64」「聖剣伝説2」「ファイナルファンタジーIV・XI」「バハムートラグーン」など、さまざまなゲームのラスボス(最後に立ちはだかる敵)戦の曲をつなぎ合わせた「ラスボスメドレー」。過去最大のボリュームで、「毎度むちゃなことに挑戦するので団員一同あきれている」(同楽団代表の砂子田順さん)という。「皆さまの度肝を抜かす演奏にしたい。ゲーマーの皆さまには、何曲知っているか挑戦してもらいたい」とも。

 同演奏会の特徴でもある、演奏・スライド・寸劇が一つになったステージも用意。「元ネタのゲームを知らなくても楽しめる内容になっているので、あらゆるゲーム好きの方にお越しいただければ」と砂子田さん。「年々応援してくださる方が増え、本当に感謝している。これまでで最高の演奏会をお届けできれば」と意気込む。

 開場14時、開演14時30分。入場無料。定員は610人。

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