JR東日本仙台支社・盛岡支社が6月13日、BRT(バス高速運輸システム)と沿線の復興キャラクターとなるリスの愛称募集を始めた。
同社では東日本大震災で被災した鉄道の仮復旧として「気仙沼線(柳津~気仙沼間)」と「大船渡線(気仙沼~盛間)」でBRTを運行。「BRTにより親しみを感じていただくと同時に、地域と共に復興を盛り上げていきたい」(同社担当者)と同キャラクターを企画した。
ニホンリスがモチーフで、大きな尻尾と靴が特徴。「軽快なフットワークで自由に駆け回るイメージと、誰にでも愛される親しみやすさ」を表現したという。「地域の方々が気軽にお出掛けしていただきたいという気持ちを込めている」(同)。今後、車両・駅舎のラッピングに登場し、8月3日から気仙沼線・大船渡線のBRTに導入される専用ICカード乗車券「odeca(オデカ)」にもあしらわれる予定。
応募は沿線で配布する専用はがき、またはスマートフォンアプリ「BRTネット」から。審査の上、最優秀賞(1人)と優秀賞(10人程度)を決定。気仙沼線BRT暫定運行開始から1周年を迎える8月20日、ポスターと公式サイトで発表する。最優秀賞には10万円相当のペア旅行、「odeca」スペシャルパックを副賞として進呈する。
募集期間は7月12日まで。