仙台市は現在、JR東日本「びゅう」旅行商品のオプショナルプランとして「~武士と商人の都“仙台”を歩く~伊達武将隊・街中ガイドツアー」を展開している。
4月~6月に開催される「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に向け、市内を巡る街歩き観光の魅力の充実を目指して取り組みを進めている同市。同プランは、他県から仙台を訪れる観光客を奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」が案内し、仙台の歴史・文化・街・食などの魅力を伝えるもの。
対象となるのは、首都圏発の旅行商品「仙台とりっぷ」と、北東北(青森・秋田・岩手)発の旅行商品「仙台伊達なフリーパック」。JR往復券(首都圏~仙台、東北各地~仙台)とホテル宿泊をセットにしたフリープラン商品で、オプショナルプランに「伊達武将隊・街中ガイドツアー」を付けると参加できる。
「伊達の歴史を残す要所を巡り、伊達の街づくりと食、文化を体感できる内容」と仙台市観光交流課担当者。仙台駅2階・観光案内所前を出発し、「柳町大日如来」「村上餅店」「芭蕉の辻」「玉澤総本店 クリスロード店」「三瀧山不動院」を歩き仙台駅を終点とするコースを徒歩で移動。武将(伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎、茂庭綱元、支倉常長)から1人と家臣(片倉喜多、隠密・空、足軽与六、足軽風太、くの一・秦)から1人がガイドとして同行する。所要時間は約2時間。
参加料金は1人1,000円。3月31日まで。参加者特典として、案内した武将のオリジナルポストカードを進呈する。