仙台市博物館で「伊達武将隊」無料公演-慶長遣欧使節出帆400年で企画

本公演に先駆け、昨年12月24日に行われたプレ公演の様子。武将隊ファンや家族連れなど約150人が公演を楽しんだ

本公演に先駆け、昨年12月24日に行われたプレ公演の様子。武将隊ファンや家族連れなど約150人が公演を楽しんだ

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 仙台市博物館(仙台市青葉区川内、TEL 022-225-3074)1階ホールで1月13日から、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」による定期公演「伊達浪漫 常長はみた!伊達政宗四百年の夢」が始まる。

新演舞「伊達の舞」を演じる伊達政宗さん

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 「伊達」の歴史や文化にスポットを当て、観光の個性と魅力を高める取り組みに力を入れている仙台市。今年は支倉常長ら慶長遣欧使節の出帆400年にあたることから、仙台市博物館との連携による同公演を企画した。「観光客や市民の皆さまにより深い仙台の歴史・文化・魅力をお伝えできれば」と武将隊担当者。仙台市博物館では「武将隊ファンの方をはじめ、これまで博物館を訪れたことのない方々にも足を運んでもらい、仙台の歴史に興味を持っていただくきっかけになれば」と期待を寄せる。

 公演では同館監修の下、伊達政宗や伊達三傑(片倉小十郎・伊達成実・茂庭綱元)、慶長遣欧使節団のエピソードや仙台の街をテーマにしたトークや演武ほか、エンターテインメントに富んだステージを予定。日程と内容は、13日=クイズ&芝居「伊達武将隊版!『伊達政宗検定』」、19日=ミニミュージカル「支倉常長DAY(1)『出帆』」、2月2日=再現芝居「政宗の手紙を読む!」、23日=ミニミュージカル「支倉常長DAY(2)『航海』」。

 「昨年はいろいろなところへ応援に行ったり、復興途中のこの仙台・宮城にたくさんの人を呼ぶため他県を訪れたり、復興元年として怒濤(どとう)の一年であった」と振り返る伊達武将隊の伊達政宗さん。「武将隊として人に元気を与える力はまだまだ強いものがあると感じた。『伊達の底力』というものを、わしらが引っ張り出せるような演武やステージを作っていきたい」と意気込みを見せる。

 各公演とも入場無料で定員は200人。開演時間は未定で、決まり次第オフィシャルサイトで告知する。

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