タワーレコード仙台パルコ店(仙台市青葉区中央1、TEL022-264-9462)が現在、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」(以下、ジョジョ)をテーマにしたディスプレーを展開している。
ジョジョと洋楽が好きだという同店チーフの月足敦人さん。作中に登場するキャラクターやスタンドに洋楽ロックのアーティスト名や楽曲名、アルバム名が使われていることから、「ジョジョファンの方には洋楽を知ってもらい、洋楽ファンの方にはジョジョを知ってもらうきっかけになれば」と企画した。
今年7~8月にせんだいメディアテークで行われた企画展「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」に合わせ、レジそばの陳列棚にキャラクターやスタンドの名前にちなんだ洋楽ロックCDをディスプレー。「ジョジョ棚」として口コミやツイッターなどで広まり、県内外からジョジョファンが来店し話題となった。
当初は仙台市をモデルとする杜王町が舞台の「ジョジョ」第4部からセレクトしていたが、10月初旬からはテレビアニメ放送開始に合わせて第1部をフィーチャー。現在は第2部のアニメ放映に合わせ、「ジョセフ・ジョースター」「スピードワゴン」「リサリサ」「ストレイツォ」「エシディシ」「ドノヴァン」など、第2部の登場人物にちなんだ70~80代の洋楽ロックCDを中心にディスプレーする。
コメントポップにはそれぞれのキャラクターの説明・エピソードを表記。「ネタバレの部分が随所にあるので、まだ読んでいない方は気をつけてほしい」と月足さん。床や棚には「ゴゴゴ」「ドドド」「ズギュウウウン」など、ジョジョの特徴的な擬音や吹き出しも。ジョジョファン手作りの「石仮面」も展示する。「覚悟があれば顔にかぶってジョジョ立ちで撮影してもOK」。
「CDを聴きながら漫画を読むと、またひと味違った見え方がするのでは」と月足さん。「今後もジョジョにちなんだディスプレーを展開していければ」と話す。
営業時間は10時~21時。