仙台・南小泉で恒例の「ねこまつり」-猫にまつわる多彩な催しに延べ600人

参加者全員で「猫塚古墳ねこまつり」恒例のカウントダウン「さん、に、いち、ニャー」

参加者全員で「猫塚古墳ねこまつり」恒例のカウントダウン「さん、に、いち、ニャー」

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 仙台市若林区・宮城の萩大通りの空き店舗で11月23日~25日、「猫塚古墳ねこまつり」が開かれた。

猫の里親探し

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 若林区の「少林神社」(仙台市若林区南小泉1)には、侍の妻を救って死んだ猫の伝説と「猫塚神社」と呼ばれる祠(ほこら)が残る。同祭は「地元の伝説をたくさんの人に知ってもらい、猫にまつわるさまざまな催しを通して地域住民と楽しく触れ合ってほしい」との思いから、2006年から開催している。

 7回目となる今年は、連休に合わせて初めて3日間実施。これまで少林神社の境内と同敷地内にある南小泉公会堂を会場としていたが、震災による建て替えで公会堂が利用できないため、宮城の萩大通りの空き店舗に会場を移した。

 伝説にまつわる紙芝居や津軽三味線・ジャズ・和太鼓などによる演奏、猫にまつわるクイズ、「最初はニャー」の掛け声で始まる「ニャーじゃんけん」など、さまざまな催しを実施。猫グッズの販売や猫の里親探し、「猫の島」として知られる石巻・田代島の写真展のほか、午後2時22分22秒には同祭恒例となる「さん、に、いち、ニャー」のカウントダウンも。

 3日間で延べ600人以上が来場。「例年以上に地域外の方のご参加が多かった。毎年来ているという方も多く、続けてきたかいがあった」と同実行委員会の菅原正和さん。「今後は静岡ほか全国のねこまつり地域の方と交流し、ゆくゆくは『猫サミット』を開ければ」と意欲を見せる。

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