秋保の観光交流施設「秋保・里センター」(仙台市太白区秋保町湯元寺田原)に9月1日、「Cafe HACHI」(TEL 022-397-1548)がオープンした。
東日本大震災以降、閉鎖したままになっていた同施設内レストランの出店者を仙台市が公募。ハンバーグレストラン「HACHI」などを運営するワイズプランニング(青葉区立町)のプランが採用され、出店にこぎ着けた。
店舗面積は38平方メートルで、席数は24席。同社初のカフェ業態で、「地元からの観光客やHACHIをご存知の方などの顧客層に向け、秋保らしい軽食が楽しめる、HACHIのイメージの延長上にあるカフェを作ろうと決めた」(同社社長の角田秀晴さん)という。
メーンメニューは、秋保の野菜を大ぶりにカットした雑穀米のハンバーグドリア。ラインアップは、仙台みそで仕上げたベシャメルソースの「秋保ドリア」(1,050円)、チーズとトマトをふんだんに使用した「たっぷりトマトのドリア」(950円)、ペシャメルソースをベースに野菜を主役にした「季節の野菜ドリア」(950円)の3種類。
デミグラスソースをベースにした「ビーフカレー」(1,050円)、「牛タンカレー」(950円)や、「秋保のグラタントースト」(850円)のほか、「伝説の焼きプリン」「あの頃のマドレーヌ」(以上250円)、「自家製クリームあんみつ」(600円)などのスイーツも用意する。
ドリンクは、「秋保のまき火コーヒー」(400円)、「秋保産しその緑のスムージー」「秋保産トマトの赤のスムージー」(以上450円)、「亘理 田所(林)商店 天然果汁きぶどう」(400円)のほか、アイスコーヒー・アイスティ・ビール・ワインなど。
オープン後は近郊から秋保を訪れる客の利用が多いという。角田さんは「お客さまの喜びを広げていくことで、市の求めている『秋保への誘客』『観光振興への寄与』に貢献できれば」と期待を寄せ、秋保への「小旅行」を提案する。