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野外音楽フェス「ap bank fes」、宮城で初開催-震災復興支援も継続

昨年開催された「ap bank fes '12 Fund for Japan」の様子。3日間で24組のアーティストが出演し、延べ8万4000人を動員した

昨年開催された「ap bank fes '12 Fund for Japan」の様子。3日間で24組のアーティストが出演し、延べ8万4000人を動員した

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 国営みちのく杜の湖畔公園・風の草原(柴田郡川崎町)で8月18日・19日の2日間、野外音楽フェスティバル「ap bank fes '12 Fund for Japan」が開催される。

昨年仙台で行われたパブリックビューイングの様子

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 環境活動などのプロジェクト支援・推進を行う一般社団法人「ap bank」(東京都港区)が2005年から行っている同フェス。「音楽を気持ちのいい場所で楽しみながら、環境問題をより身近に、より前向きに考えることができる場」として、海の日の3連休に合わせて静岡県掛川市・つま恋を会場に開催している。

 毎年、音楽プロデューサーの小林武史さんとMr.Childrenの桜井和寿さんを中心とする「Bank Band」とゲストミュージシャンがステージで競演。環境に配慮した食事や商品も販売するほか、各種トークセッションやワークショップなども展開するのが特徴。昨年は3日間で約8万4000人を動員。東日本大震災を受けて急きょ企画された仙台でのパブリックビューイングには、2日間で約4000人が足を運んだ。

 今年はつま恋会場(7月14日~16日)に加え、宮城の同会場、兵庫・淡路島国営明石海峡公園(8月4日・5日)での開催を決めた。同フェスがつま恋以外で行われるのは今回が初めて。

 「つま恋と東北地区、関西地区を結び、ap bankとしてあらためてメッセージを発信したい」と同フェス事務局担当者。「東日本大震災から1年たった今、ap bank fesを通して音楽を楽しみながら、復興支援やエネルギー問題などについて知ってもらい、つながりができる場になれば」と期待を寄せる。昨年から引き続き「Fund for Japan」をテーマに掲げ、イベント収益金は「ap bank Fund for Japan」を通じて東日本大震災の復興支援に充てる。

 参加アーティストやチケット情報などの詳細はオフィシャルサイトで随時発表する。

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