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仙台駅にプロ野球選手75人の「東北復興祈念色紙」-除幕式に岩隈投手も

「東北復興祈念色紙」除幕セレモニーに出席した岩隈久志投手(写真中央右)、攝津正投手(写真中央左)

「東北復興祈念色紙」除幕セレモニーに出席した岩隈久志投手(写真中央右)、攝津正投手(写真中央左)

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 JR仙台駅3階・みどりの窓口前で12月27日、プロ野球選手有志75人による「東北復興祈念色紙」の展示が始まった。

除幕セレモニーであいさつに立った岩隈投手

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 東北の一日も早い復興を願って企画された同展。米大リーグ・オリオールズに移籍した和田毅投手が代表となり、国内12球団の75選手が参加。縦2メートル10センチ・横7メートル20センチのパネルには、和田選手の「絆」の文字を中心に、選手から寄せられた色紙を配置。各選手のサインと共に、「努力は必ず報われるよ」「共に戦おう」「ケッパルど!!東北」「力をひとつに」などの力強いメッセージが添えられている。

 「一人でも多くの皆さまにご覧いただきたい」(同展示担当者)と、仙台駅を皮切りに、福島駅・盛岡駅を巡回予定。仙台での展示初日には除幕セレモニーが行われ、東北楽天イーグルスからフリーエージェント(FA)宣言して大リーグ入りを目指す岩隈久志投手と、JR東日本東北出身の福岡ソフトバンクホークス・攝津正投手が出席した。

 「家族を置いて不安を抱えたまま毎日を過ごしながら、僕らができることは何があるのか常に考えてきた」という岩隈選手。「尊敬する和田さんがこの企画を行うということで、僕も参加させていただいた。このパネルには選手一人ひとりのいろいろな思いやメッセージが込められている」とあいさつ。

 「これから僕自身はまだ決まっていないが、さらなる挑戦を目指して戦い、皆さまに明るいニュースを届けられるように頑張っていきたい。この仙台でたくさんお世話になった分、たくさんの恩返しをしていければ」と来季への意気込みも明かした。

 仙台駅での展示は1月5日まで。

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