仙台ターミナルビル株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長:松崎哲士郎、以下当社)は、2021年3月18日に開業したJRフルーツパーク仙台あらはま(以下、フルーツパーク)において、2027年度開業を目指し、日本最大級の観光農園を計画します。
当社は、2023年11月フルーツパークの隣接地(約10.6ha)に対する集団移転跡地利活用事業に関して、事業候補者として仙台市より採択を受けました。そして、2025年3月に仙台市より事業計画書の承認を受け、現有のフルーツパーク(約11ha) と隣接地(約10.6ha)の全体で約21haとなる土地を活用し、様々な魅力あふれるコンテンツを導入することで、日本最大級で日本一楽しいフルーツパークを実現させます。
1. JRフルーツパーク仙台あらはま 拡大計画概要に関して
■敷地面積 約21ha
(JRフルーツパーク仙台あらはま 11ha 隣接地 10.6ha)
■主要施設開業 2027年夏予定
※全体イメージ
2.栽培品目の拡充と商品開発への挑戦、マルシェの拡大
現在栽培している8品目約160種類の果物と野菜に加え、夏の摘み取り強化として、新たにさくらんぼ、すもも、プルーンの3品目を追加し、合計11品目約190種類の果物と野菜の栽培を行い、今まで以上に1年を通して、魅力あふれる旬な果物の摘み取り体験ができます。収穫された果物の魅力を高め多くの方にお届けするために「JRフルーツパーク仙台あらはま」で採れた果物を使ったオリジナル商品の開発を行います。また、地元生産者の農産物や当園の果物やオリジナル商品、アクティビティグッズなどをご購入いただくために既存のマルシェを3倍に拡充いたします。さらに国内外の団体客がまとまって食事や研修が行える多目的スペースを新設いたします。
3.全天候型の果物をテーマにしたあそび場作り
フルーツパークの魅力をさらに高め、果物の魅力を伝える新たな場として、果物をテーマにした全天候型でいつでも遊べる新たなあそび場を作ります。新たなエリアで1,250平方メートル (屋内450平方メートル ,屋外800平方メートル )の敷地を活用し、未就学児から小学生が家族と一緒に遊ぶことができる施設となります。遊び場を作るにあたり、当社は、株式会社ボーネルンド(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:中西みのり)と連携して施設計画を進めてまいります。
※全体イメージ
株式会社ボーネルンドとは
ボーネルンドは、あそびを通して子どもの健やかな成長に寄与するため1981年に設立し、教育玩具・遊具の輸入・販売と、「キドキド」等のあそび場の開発・運営を行っています。また、幼稚園や公園、公共施設等のあそび環境づくりも手掛けています。
4.復興ツーリズムへの貢献と震災伝承館の新設
JRフルーツパーク仙台あらはまがある仙台市荒浜地区が東日本大震災の被災地であり、震災から力強く復興している象徴であること、また、JR東日本グループとして、震災からの鉄道の復旧・復興に向けた取り組み等を継承していくこれまでになかった施設として震災伝承館を設立いたします。
さらに、東北各地を繋ぐゲートウェイとして、一般社団法人3.11伝承ロード推進機構(所在地:宮城県仙台市 代表理事:今村文彦)や認定特定非営利活動法人みちのくトレイルクラブ(所在地:宮城県名取市 代表理事:佐々木豊志)、荒浜を含む東部沿岸エリアのとの連携を図りながら復興ツーリズムへ貢献いたします。
※震災伝承館イメージ