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仙台市内12店舗で「ほろ酔い寄付」 対象メニュー注文で50円を希望の団体へ

「どんどん飲みに行ってください」と呼び掛ける実行委員会事務局スタッフ

「どんどん飲みに行ってください」と呼び掛ける実行委員会事務局スタッフ

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 仙台市内の飲食店12店舗で12月1日から、「センダイほろ酔い寄付キャンペーン」が行われている。

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 NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター(仙台市青葉区国分町1)と認定NPO法人杜(もり)の伝言板ゆるる(宮城野区榴岡3)で構成する実行委員会が企画した同キャンペーン。寄付で人々の幸せを生み出す社会をつくろうとNPOや企業・行政などが協働で行う全国的なキャンペーン「寄付月間2017(Giving December)」に賛同し、「宮城・仙台でも一般市民の寄付文化醸成につながるチャレンジをしようと今年初めて企画した」と実行委員会事務局の渡辺剛さんは話す。

 期間中、参加店で「ほろ酔い寄付セット」を注文すると、1オーダーにつき50円が寄付になる。寄付先は、宮城県内で活動するNPO法人5団体「ふうどばんく東北AGAIN」「とっておきの音楽祭」「チャイルドラインみやぎ」「移動支援Rera」「仙台夜まわりグループ」の中から選ぶことができる。

 参加店は以下の12店。「黒田 酒Bar」(青葉区木町通2)、「昼呑(の)み小屋『通』」(春日町)、「天地を喰(く)らふ 宮町店」(宮町3)、「きやっち」「古拙(こせつ)」(以上、国分町1)、「居酒屋ぼったくり」「地酒地料理『太左ェ門』」「仙台地物屋『炉だん』」(以上、国分町2)、「歡の季(かんのき)」「プティ・ボヌール」(以上、国分町3)、「大衆酒場 波琉(はる)」(宮城野区宮城野1)、「カラオケスナック リラ」(原町3)。

 「ほろ酔い寄付セット」の例は、「3種の利き酒セット」「さつま知覧どりと青森シャモロックのセット」「燻(くん)製煮豆とクリイムチーズ&店主おすすめ日本酒」「選べる升酒と三浦農園直送せりの天ぷら」「仙台せり鍋と〆の食事セット」「チーズとワイン1杯」など。価格帯は800円~2,700円。

 渡辺さんは「キャンペーンを通して、自分たちの社会のために寄付をするというアクションを身近に感じていただき、寄付したことをきっかけにそれぞれのNPOのファンになってもらいたい」と期待を寄せる。「寄付をすると言えばご家族にも納得してもらえると思うので、どんどん飲みに行っていただければ」とも。

 今月16日まで。

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