ピーチ、9月に仙台空港を拠点化 札幌・台北線就航へ

ピーチのエアバスA320-200型機。拠点化により夜間の駐機も可能となる

ピーチのエアバスA320-200型機。拠点化により夜間の駐機も可能となる

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 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが5月17日、9月24日から仙台空港を拠点化し、札幌(新千歳)、台北(桃園)の2路線を新規就航すると発表した。国内のLCCが仙台空港で国際線を開設するのは初めて。

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 同社では2015年3月、2017年夏までに仙台空港を拠点化することを掲げ、井上慎一CEOは「仙台空港の拠点空港化は2012年の就航以来の悲願」としていた。既存の仙台-大阪(関西)線と合わせて3路線となる。

 札幌線は9月24日から1日2往復運航。仙台発=10時・14時45分、新千歳発=12時・17時。台北線は同25日から月曜・火曜・木曜・土曜に1日1往復運航。仙台発=16時55分、台北発=11時。

 井上CEOは「東北にはまだ知られていないたくさんの魅力が詰まっており、その潜在需要の大きさは計り知れない。ピーチがその魅力を掘り起こし、これまで以上に多くのお客さまを国内外からお連れすることで、地域経済の活性化、ひいては地方創生と東北復興にも微力ながら貢献できれば」と話す。「宮城県や東北エリアにお住まいの皆さまにも、日常の足として、Peachで国内外へ気軽にお出掛けしていただければ」とも。

 運賃は、札幌線=片道4,290円~2万3,190円、台北線=同7,580 円~3万9,980円。

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