仙台・八木山動物公園が初の夜間営業-期間中3千人を見込む

ライトに照らされてゆっくりと姿を現したカバ

ライトに照らされてゆっくりと姿を現したカバ

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 仙台市八木山動物公園(太白区八木山本町1、TEL 022-229-0631)で8月23日~25日、夏休み特別企画として夜間営業が行われている。

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 同園では昨年まで、抽選で選ばれた40人程度を対象にしたナイトツアーを行っていたが、「毎回、たくさんの応募が寄せられる」ことから、初の夜間営業に踏み切った。北海道の旭川動物園や秋田県の大森山動物園など、同様の企画の多くは8月中旬に行われるが、「夏休み最後の思い出にしてもらうため」、この時期に設定した。

 夜間営業では園内各所にライトを設置。特定の動物に対しては、夜の生態などを係員が説明する「ワンポイントガイド」を実施する。同園によると、見どころは「ライオンやトラなど夜行性動物の活動や、ライトアップされた中で見るホッキョクグマの水中ダイビング、ゾウやカバの食事風景など」。飼育係の武智英生係長は「普段は見ることのできない動物の生態に注目してほしい」と話している。

 同園では期間中、3,000人ほどの来場者を見込む。初日となったこの日は、日中とほとんど変わらない大勢の親子連れやカップルが来園。係員の説明を聞きながら、明かりの中に浮かぶ動物たちの姿を楽しんでいた。

 夜間営業の時間は18時~21時。入園料は通常と同じく400円(小・中学生は無料)。

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