仙台の百貨店「藤崎」本館（仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111）屋上で5月15日、ビアガーデンが始まった。

250席を設ける会場

　夏の風物詩として20年以上市民に親しまれている藤崎のビアガーデン。仕事帰りの会社員をはじめ、家族連れや若者グループなどで毎年にぎわいを見せ、昨年は期間中約8000人が利用した。

　会場には客席250席と、ドリンクカウンター、フードバイキングコーナーを設ける。ドリンクは、6種類のたる生ビールをはじめ、ハイボール、焼酎、ウイスキー、日本酒、梅酒、ワイン、カクテル、ノンアルコールドリンクなど約100種類をそろえる。

　フードは和・洋・中メニュー約60品をそろえる。唐揚げやフライドポテト、枝豆やソーセージなどビアガーデンの定番つまみのほか、カレーや焼きそば、スパゲティなど食事系も用意。地場産品を生かした仙台麩（ふ）の煮物、蒸し野菜や湯豆腐、サラダバーなどのヘルシーメニューも取りそろえる。このほか、子どもも楽しめるよう、セルフで作る綿あめやソフトクリームも用意。藤崎本館地下1階で購入した総菜や弁当も持ち込むこともできる（レシート提示が必要）。

　営業三部プランニング担当バイヤーの小野寺拓朗さんは「開放感のある居心地の良い会場で幅広い年代に楽しんでもらえるビアガーデン。都会と自然が調和した杜（もり）の都の中心部で、爽やかな風を感じながら、ビールと料理を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　120分飲み放題・食べ放題制で、料金は、一般＝4,800円（火曜～金曜は17時までの来店で300円引き）、19歳以下＝2,400円。ドリンクやつまみの一部を単品で注文できる16時～18時限定の「立ち飲みプラン」、前日までの予約制で焼き肉や仙台名物を追加したセットも用意する。

　営業時間は16時～21時30分（最終受け付けは19時30分）。月曜定休。9月14日まで。