専門店の手作りマフィンが人気に-独学の女性が今春、仙台に開業

「Daily‘s muffin」の「ジャーマンポテトのつぶますたーどマフィン」(左)、「ティラミスマフィン」(右奥)、「いちぢくのタルトマフィン」(右手前)

「Daily‘s muffin」の「ジャーマンポテトのつぶますたーどマフィン」(左)、「ティラミスマフィン」(右奥)、「いちぢくのタルトマフィン」(右手前)

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 今年4月にオープンしたマフィン専門店「Daily‘s muffin(デイリーズマフィン)」(仙台市青葉区立町、TEL 022-765-0362)の手作りマフィンが人気を集めている。

「Daily‘s muffin」店内のカフェスペース

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 オーナーの田代智佳子さんが1人で切り盛りする同店。海外で生活をしていた際、店のレジ脇で大きなガラス瓶に入って売られていたクッキーやマフィンに興味を持っていたという田代さんは、「瓶から手づかみで取って、気軽に食べられるようなマフィンがそばにある生活を夢に思い描いていたら、この店になった」と振り返る。

 同店のマフィンはアメリカンタイプで、「外はカリッと中はしっとり」(田代さん)が特徴。週替わりと日替わりのマフィンを常時10種類以上用意する。メニューの一例は、タルト生地とマフィンの食感が楽しめる「いちぢくのタルトマフィン」(290円)、焼き上がったマフィンをくり抜いて自家製ティラミスを入れた「ティラミスマフィン」(290円)、男性にも人気だという「ジャーマンポテトのつぶマスタードマフィン」(340円)など。「形や匂い、食感など五感で楽しんでほしい」との思いから、具材はその季節の旬の果物や野菜、チョコレートなどを「豊富に『ごろっと』いれる」(田代さん)という。

 マフィン作りはすべて独学の田代さん。試行錯誤の繰り返しだったが、現在そのレシピは約80種類以上に。「マフィンというものに固定観念がないからよかったのかもしれない。次はどんな食材を入れようかと考えているだけで毎日楽しい」と笑顔を見せる。

 店舗面積は約15坪。田代さんが内装を手がけた店内は白と木目を基調とした柔らかく温かみのある空間で、カフェと雑貨販売のスペースを併設。カフェの席数は4席で、コーヒー(250円)、カフェオレ(280円)、生のグレープフルーツを角切りシャーベットにした「グレープフルーツソーダ」(320円)など5種類を提供。雑貨店では、ファイヤーキングやパイレックスなどのアンティーク食器やリネンなども販売する。

 営業時間は11時~19時、(カフェ=12時~18時)で、マフィンがなくなり次第終了。日曜・月曜定休。10月15日まで買い付けなどのため休業中。

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