仙台・JSF会場に「日本酒BAR」-「スタイリッシュな日本酒」呼び掛け

「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」期間限定イベント、「純米酒BAR」の告知ポスター

「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」期間限定イベント、「純米酒BAR」の告知ポスター

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 「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」(以下、JSF)が開催される9月13日・14日、仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)に2日間限定の「純米酒BAR」がオープンする。

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 同イベントを企画・運営するのは学生や主婦、会社員、商店主、蔵元など約300人が参加する「宮城純米酒サポーターズクラブ」。同クラブは河北新報社が運営するSNS「ふらっと」のコミュニティー「みやぎの酒応援隊」、mixiのコミュニティー「杜の都日本酒会」、学生を中心とする「蔵の会」という3つの日本酒愛好家団体のメンバーで構成。これまで各団体で独自に蔵見学や勉強会、飲み会などを催していたが、「みんなで集まって何か面白いことをやりたい」と、今年4月に同クラブを設立した。

 同団体代表の早坂久美さんは「『二日酔いしやすい』『甘くてベタベタする』という昔ながらのイメージもあって、日本酒の消費量が減っている。特に若年層の方々の消費低下には著しいものがあるが、それは本当の日本酒のおいしさを知らないから」と話す。そして「地元の人に地元の日本酒のおいしさを知ってもらうためには、普段と違った空気感の中でアプローチする必要があるのでは」と考え、JSFに関連付けた出店を企画したという。「街中が音楽に酔いしれるJSFの中で、ちょっとスタイリッシュな日本酒をアピールしたい」と早坂さんは意気込む。

 期間中は公園内にテントブースを設け、テント内にバーカウンター、外にはスタンディングタイプのテラス席を開設。「一ノ蔵」の純米酒を中心とする11種類を提供するほか、3銘柄をセレクトできる「利き酒セット」や、生樽原酒と甘酒のブレンド「白かすり」、日本酒カクテルなども用意する。価格は各500円。サーブ時には女性利き酒師からそれぞれの銘柄について説明を聞くこともできる。

 早坂さんは「あまり日本酒になじみのない若い方や女性の方などにもお出でいただきたい。宮城県はこだわりのあるおいしい日本酒を作る蔵元さんばかりなので、イベントを通してより多くの皆さんに知っていただければ」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~18時。

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