仙台市天文台が展示室リニューアル 近年の研究で見えた銀河系の姿伝える

恒星の特長や、どのようにしてその姿を捉えたかを紹介する「銀河系エリア」(撮影協力=仙台市天文台)

恒星の特長や、どのようにしてその姿を捉えたかを紹介する「銀河系エリア」(撮影協力=仙台市天文台)

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 仙台市天文台(仙台市青葉区錦ヶ丘9、TEL 022-391-1300)が4月1日、展示室をリニューアルした。

展示室入り口の導入映像「天の川銀河」

 同天文台は、仙台市民や有志による寄付をきっかけに1955(昭和30)年、青葉区の桜ヶ丘公園(西公園)に開設。建物の老巧化や観測環境の悪化が進んだため2008年に移転し、2015年に開台60周年を迎えた。今年2月4日には移転後の来場者が300万人に達した。

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 移転後初めてとなるリニューアルは、「『スペース』から『ユニバース』へ ~より遠くの宇宙へ、そしてより宇宙を身近に。~」をキーワードに、地球から太陽系、銀河系へと果てしない宇宙の広がりを体感できるよう、展示物や配置を一新した。

 展示室内は、「導入映像『天の川銀河』」「地球エリア」「大気圏エリア」「太陽系エリア」「銀河エリア」「大宇宙エリア」「天文学の歴史エリア」「企画展示コーナー」「GEN理(げんり)の広場」で構成する。

 「銀河系エリア」では、銀河系が生まれる様子を国立天文台のCG映像で解説する「天の川銀河の誕生」をはじめ、「銀河系の動き」「光のスペクトル」「恒星の一生」などで銀河系と恒星について、またどのようにしてその姿を捉えたのかを紹介する。「移転した10年前には展示として表現することが難しかった銀河系の、近年の研究成果で見えてきた姿を伝える」と同施設担当者。

 展示室中央には、親子で楽しめる体験コーナー「GEN理の広場」を設置。「GEN」はガリレオ(G)、アインシュタイン(A)、ニュートン(N)の頭文字を取ったもので、重力・光・原子など、宇宙や天文を知る上で欠かせない基礎原理をゲーム感覚で学ぶことができるという。

 開館時間は9時~17時(土曜は展示室を除き21時30分まで、最終入館は閉館30分前まで)。水曜・第3火曜休館(祝休日の場合は翌平日)。観覧料は、展示室=一般600円・高校生350円・小中学生250円、プラネタリウム1回分=同600円・同350円・同250円、セット券=同1,000円・同600円・同400円など。

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