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仙台市、津波防災の日に避難訓練 ヘリや屋外拡声器で伝達、緊急速報メールも

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仙台市が整備し、昨年12月に供用を始めた南蒲生津波避難タワー。収容人数は約250人

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 仙台市が11月5日、「津波防災の日」に合わせた津波避難訓練を実施する。

三本塚長屋敷津波避難タワー

 「津波防災の日」は、津波対策についての理解と関心を深めることを目的に、東日本大震災が発生した2011年に制定された。1854年の旧暦11月5日に起きた安政南海地震の際、今の和歌山県広川町の実業家だった浜口梧陵(ごりょう)が稲わらに火をつけ、村人を高台に導いて大津波から命を救ったという逸話「稲むらの火」に由来する。2015年12月の国連総会では「世界津波の日」にも制定された。

 津波防災の日に合わせ、津波避難エリアの居住者や勤務者などを対象にした同避難訓練は、11月5日8時30分に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0、仙台市内における震度6強の地震が発生し、8時33分に宮城県に大津波警報発表、9時15分に仙台港へ7メートルの津波が到達するという想定で行う。8時33分から、各機関のヘリコプター、消防車両・区広報車、津波情報伝達システム(市沿岸部に設置している大音量スピーカー)による津波避難広報訓練を行う。

 対象エリアの参加者は広報訓練で発信する情報を入手後、津波避難施設などの安全な場所まで避難する。津波避難施設はアクセル、仙台うみの杜水族館、キリンビール、南蒲生津波避難タワー、三本塚長屋敷津波避難タワー、笹屋敷津波避難ビル、震災遺構荒浜小学校など計18カ所。津波避難場所は仙台東部道路津波避難階段5カ所、避難の丘3カ所、冒険広場の計9カ所。津波避難エリア内および周辺の指定避難所は小中学校20校、高砂市民センターの計21カ所。

 8時33分には、災害情報・避難情報などを迅速確実に周知する目的から、仙台市全域の携帯電話などへ「緊急速報メール」を配信する。危機管理室減災推進課の担当者は「実災害時にどのような広報がなされるか確認する機会としていただけば」と呼び掛ける。

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