![会場となる「齋理屋敷」の時の蔵。新屋敷側の庭園、新館、習の蔵などと本屋敷側の一部の蔵の路地で展開する](https://images.keizai.biz/sendai_keizai/headline/1506514896_photo.jpg)
宮城県丸森町の「蔵の郷土館 齋理屋敷」の庭園や新館などで10月1日、複合イベント「自転車と旅の日『MARUVÉLO(マルベロ) à marumori』」が初開催される。
「アート性と喜びあふれるイベントを美しく自然豊かな田舎まちから発信することで、田舎と都会のインスピレーションの循環を生じさせ、丸森および県南地域から東北地方の活性化に貢献したい」との思いから企画された同イベント。実行委員会の目黒誠子さんは「どこを切り取っても美しく、スポーツでありながらアートでもあり、暮らす人々も街全体も自転車一色となる『ツール・ド・フランス』からインスピレーションを受けた」と話す。
「自転車と旅とアート」をテーマに、各国の雑貨や食べ物などを販売するマルシェをはじめ、写真展や音楽ライブ、ワークショップなどを展開する。
マーケットブースでは、仙台・宮城を中心に23店舗が出店。お茶、コーヒー、クラフトビール、ワイン、フード、野菜、ジャム、焼き菓子、絵本、雑貨、寄せ植え、家具、サイクリングウエア・アクセサリーなどを販売。
アートブースでは、サイクルフォトグラファー・辻啓さんと飯島美和さんの写真の展示販売や、プロロードレーサー・新城幸也選手の自転車展示も行う「ツール・ド・フランス ブース at 守の蔵」、伝統的な「丸森和紙」の端切れに筆ペンで描く参加型の猫絵展「マルモリ猫ギャラリー at 業の蔵 路地」を開く。
仙台在住のピアニストTakuro Kikuchiさんによる「ピアノ LIVE ~旅のはじまり」、川崎町在住のシンガー・ソングライター・オハラマヤさんによる「アコースティックギターとうた」のライブも行う。
当日は同町でサイクリングイベント「サイクルフェスタ丸森」も開かれる。目黒さんは「自転車イベントは敷居が高いという方も含め、地元の人も走る人もみんなで自転車を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時30分。入場無料だが、会場に置かれた「Merci(メルシー)箱」で寄付を受け付ける。