仙台発祥の「炉端焼き」がメーンの居酒屋-地場の魚介類を提供

4月16日にオープンした炉端焼き居酒屋「奥州魚河岸酒屋 天海のろばた」の店内。カウンターでは炉端焼きやせいろ蒸しの様子を見て楽しめる

4月16日にオープンした炉端焼き居酒屋「奥州魚河岸酒屋 天海のろばた」の店内。カウンターでは炉端焼きやせいろ蒸しの様子を見て楽しめる

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 店舗内装企画や飲食店経営を手がけるスタイルスヴォイスプロダクト(仙台市泉区市名坂御釜田)は4月16日、仙台駅前に炉端焼き居酒屋「奥州魚河岸酒屋 天海のろばた」(仙台市青葉区中央1、TEL 022-721-0345)をオープンした。

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 木目を基調とする落ち着いた雰囲気で、壁に飾られた大漁旗や置き網、浮きなどが目を引く店内。中央のカウンター席には「魚河岸」をイメージしたアイスベッドを設置し、新鮮な魚介類を並べる。店舗面積は68坪で、席数は90席(うちカウンター席=26席)。いろりのある個室も用意している。

 同店では「炉端焼き発祥といわれている仙台で、地場の魚を地場の人に食べてほしい」という思いから、メーンメニューとして炉端焼きを提供。宮城・東北の食材をその日の朝に市場で仕入れるため、天候や海の状態によって魚介類のラインアップが変わるという。メニューの一例は、「三陸近海蛸の丸ごと焼き」(924円)、「マグロほっぺ肉の炙り」(756円)、「志津川産ホタテのもろみそ焼き」(609円)、「おふくろの土瓶蒸し」(809円)などで、約70種類を用意。魚介類や野菜を客が自ら素材に触れて選ぶことができ、炉端焼き以外に刺身やせいろ蒸しなど、好みの調理法にも応じるという。

 ドリンクメニューは約80種類。「萩の鶴 特裁米ササニシキ ぐい呑み」(714円)、「伯楽星 純米吟醸 湯呑み」(682円)など宮城の地酒を中心に、「炉端焼きの香ばしさに合う、味を引き立てるお酒」(同店)を取りそろえるほか、「名物!どんぶり焼酎 芋どんぶり」(1,764円)、「豪快ヤカンサワー」(1,606円)などのオリジナルメニューも用意する。

 「古き良き炉端焼きを体験して、懐かしんでほしい」との思いから、40~50代の男性をメーンターゲットに置く。平均客単価は4,200円。店長の田口義文さんは、「当店では『シズル感』やお客さまとの会話を大切にしている。食材やメニューについてのご質問など、何でも気軽に声をかけていただければ」と話す。

 営業時間は、ランチタイム=11時~15時、ディナータイム=17時~24時。

居酒屋「てっぺん」元総店長が新宿で独立-最上階に炉端焼き店(新宿経済新聞)那覇・銘苅に「炉端焼き」居酒屋-いけすの見える個室も(那覇経済新聞)

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