仙台でダムのシンポジウム「with Dam☆Night」 専門家が魅力発信

仙台の水がめとして重要な役割を担う川崎町の釜房ダム(画像提供=国土交通省東北地方整備局)

仙台の水がめとして重要な役割を担う川崎町の釜房ダム(画像提供=国土交通省東北地方整備局)

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 東北大学青葉山東キャンパス人間・環境系教育研究棟(仙台市青葉区荒巻字青葉)で12月2日、ダムの魅力を発信するシンポジウム「with Dam☆Night in Sendai 2016」が開催される。主催は一般社団法人ダム工学会(東京都台東区)。

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 「市民・ダムファン、技術者・研究者の交流を通してダムに関する科学的基礎知識や情報を社会に適切に伝え、多くの人々がダム見学に出掛けるための『ダムへの架け橋』になること」を目指す同イベント。2010年から、東京・京都・名古屋・大阪・札幌・広島などで開かれており、東北開催は今回が初めて。

 東北地方のダム、観光資源としてのダム、ダム貯水池の水質について写真を交えて紹介しつつ、魅力や役割を伝える。講演プログラムは、日本ダム協会ダムマイスターのkazu_maさんによる「ようこそ、モノクロの世界へ。~雪ダムの魅力~」、青森県西目屋村の関和典村長による「津軽ダムを活用したダムツーリズムの取り組み」、ダムファンのHALさんによる「ダム見学いろいろ」、東北大学大学院の梅田信准教授による「ダム貯水池水質のはなし」。

 「ダムの機能、価値、存在意義、見方について知ってもらい、地球温暖化に起因する異常気象による洪水被害の軽減に貢献できるダム事業推進に理解いただきたい」と同イベント事務局担当者。「東北のダムファン、隠れダムファンの方々に参加いただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は18時15分~21時(開場は17時30分)。入場無料。定員は先着120人で、事前予約が必要。申し込み締め切りは11月30日(定員に達し次第終了)。

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