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仙台市科学館で「わくわく昆虫館」展 巨大虫かご内での触れ合いや大型ロボットも

昆虫拡大エリアに転じされているヘラクレスオオカブトの大型ロボット

昆虫拡大エリアに転じされているヘラクレスオオカブトの大型ロボット

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 スリーエム仙台市科学館(仙台市青葉区台原森林公園、TEL 022-276-2201)で現在、特別展「見て!触って!わくわく昆虫館」が開催されている。

巨大虫かごの中でカブトムシと触れ合う子どもたち

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 昆虫の体のつくりや特殊能力などを模型や解説パネルで紹介する同展。同館担当者は「昆虫の形態や生態の多様性・機能性を紹介することで昆虫に興味を持っていただき、より身近な存在として考えてもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 会場内は6つのエリアで構成。昆虫の基礎知識を解説パネルや動画で紹介する「プロローグ」。ヘラクレスオオカブトなどの大型ロボットやチョウ・トンボ・セミ・クワガタの大型頭部模型、内部構造模型などで昆虫の体の仕組みを観察できる「昆虫拡大エリア」。草原・森林・水辺・住宅地などにすむ昆虫や甲虫の生態を紹介し、巨大虫かごの中でカブトムシやクワガタに触れることができる「昆虫ふれあいエリア」。

 擬態や変態、発光、巣作りをする昆虫を紹介し、シロアリやクロアリの巣を展示する「くらしのエリア」。アリの歩行能力・トンボの飛行能力・バッタの跳躍能力など昆虫の持つ特殊能力を実験装置で見せる「人との関わりエリア」。生物多様性や水中昆虫について学ぶ「多様性のエリア」。

 8月11日には3階エントランスホールで、宮城昆虫地理研究会会員による「このムシ何ですか?相談会」を開催。名前の分からない昆虫やその写真を持参すると種を同定する。開催時間は10時~11時30分、13時30分~15時。

 開館時間は9時~16時45分(入館は16時まで)。入場料は、一般=800円、高校生=600円、小・中学生=300円。8月21日まで(1日・8日は休館)。

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