藤崎の生鮮食品売り場がリニューアル 東西線開業で客層拡大狙う

リニューアルオープンした藤崎の生鮮食品売り場「マイキッチン」

リニューアルオープンした藤崎の生鮮食品売り場「マイキッチン」

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 仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館地下2階の生鮮食品・グロサリー売り場「マイキッチン」が4月17日、リニューアルオープンした。

リニューアルした藤崎「マイキッチン」

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 売り場面積は700平方メートル。今年12月に仙台市地下鉄東西線「青葉通一番町」駅と同フロアが地下通路で直結することから、同線開業に先駆けてリニューアルした。「もっともっと料理がすきになる。」をキャッチフレーズに、野菜・果物・精肉・鮮魚・加工品・乳製品などを販売。「スーパーとの差別化を図り、食への意識が高い方々にも満足していただける上質な品ぞろえを目指す」(同社広報担当者)。

 「生鮮食品と一緒に調味料も購入したい」という利用客のニーズに応え、地下1階で展開していたグロサリー売り場を同フロアへ移動。これまで地下1階までしか使えなかった青葉通側のエレベーターを同フロアでも利用できるようにした。

 精肉コーナーでは、宮城県産「仙台牛」や「みちのくもちぶた」、山形県産「平牧三元豚」、岩手県産「いわいどり」などの国産ブランド肉を中心に、秋田県「嶋田ハム」などもそろえる。鮮魚コーナーでは全国で水揚げされた魚介類やすしなどを販売。肉のたれ・みそ味付け・豚カツ用の衣付け・真空パック・オーダーカット、鮮魚のお造り・内臓取り・3枚おろしなどのサービスも無料で行う。

 これまでの利用者層は50~60代の女性客が中心だが、リニューアルにより40代も取り込み、地下鉄を利用する働く女性や共働きの夫婦など客層拡大を目指す。イベントスペースも設け、食の情報発信の場として活用。試食会や料理研究家などによる料理イベントなどを開く。

 同担当者は「毎日来ても飽きない、思わず料理が作りたくなる売り場を目指している。日々の献立に、誕生日のごちそうに、自分の食材庫のように使っていただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時(今月20日までは20時まで)。

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