仙台駅前の商業ビル「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4)1階・杜のサテスタ広場前で実施しているサッカー日本代表応援メッセージコーナーに、市民から続々と激励のメッセージが寄せられている。
2014FIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開催に合わせて6月12日から実施している同イベント。「宮城ゆかりの香川真司選手、今野泰幸選手をはじめ日本代表を仙台の地から応援しよう」と、同施設1階で期間限定ショップ「カールヴァン」を運営するトランスポート仙台(若林区荒井高屋敷)が企画した。
会場に用意された縦90センチ・横135センチの日章旗に来場者が応援のメッセージを書き込む。当初は今月15日までを予定していたが、「日本代表の試合に合わせて継続してほしい」という声を受け延長を決めた。連日、学生や会社員、ショップを利用する若い女性客、家族連れ、仙台朝市に来た年配者など幅広い層が来場し、思いを込めてメッセージを書き入れている。
日本代表が初戦に挑んだ15日の時点では8枚だった日の丸も19日現在、14枚目に突入。初めは好きな選手を応援するものが多かったが、「初戦を境にメッセージの内容が変化している」と担当者。「まだ大丈夫」「諦めないで」「自信を持て」「自分に負けるな」「日本の底力を見せて」など、奮い立たせるような激励の言葉が増えたという。
営業時間は10時~20時。メッセージコーナーは「日本代表の戦いが続く限り」設置を続ける。