仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」の元に、今年も全国から多くの年賀状が寄せられた。
1月9日現在で届いた年賀状の枚数は、昨年の389通を大きく上回る811通。内訳は、県内から273通、42都道府県から538通。中でも千葉・東京・神奈川など首都圏エリアからの枚数が倍増した。「昨年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンでのPR活動など、首都圏での露出が多かったことが理由として考えられる」と仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局の担当者は推察する。くまモン(熊本県)、しまねっこ(島根県)、イート・イ~ナ(東松島市)など、全国の「ゆるキャラ仲間」からも。
1月2日の仕事始めから観光PR担当課長としての任務を精力的に行っているむすび丸。時折たくさんの年賀状を眺めては満面の笑みを見せている。「今年もたくさんの方から応援のメッセージを頂いてうれしいです。お返事を出したいと思うけど、直接みんなに会ってお礼もしたいので、ぜひ僕に会いに来て冬の仙台・宮城の旅を楽しんでください」
今年の漢字に「幸」を選んだむすび丸。「今年の目標は、応援してくれる皆さんと一緒に、仙台・宮城が幸せいっぱい・笑顔いっぱいの場所になれるよう盛り上げていくことです。毎日のご飯がおいしくなるような幸せを、ささやかでもみんなにお届けしていきたいと思います」と意気込みを新たにした。